[大学選手権]HTに目覚めた岩教大が愛知学院大を撃破、10番伊藤が2発
ゲキサカ / 2014年12月12日 12時18分
[12.11 全日本大学選手権1回戦 愛知学院大1-3岩教大 BMWス]
第63回全日本大学サッカー選手権大会の1回戦が11日に各地で行われた。BMWスタジアム平塚で行われた第1試合では、愛知学院大(東海1)と北海道教育大学岩見沢校(プレーオフ枠)が対戦。北海道教育大学岩見沢校(以下、岩教大)がFW伊藤巧貴(4年=札幌西高)の2得点の活躍などで3-1で勝利した。
試合は早くに動いた。前半5分、DF三浦祐希(3年=浜松開誠館高)の手にボールが当たり、岩教大がPKを獲得。これを伊藤が右足で冷静に正面へ決め、先制に成功した。
その後は激しい雨の影響からか、互いにボールを失う回数が増え、シュートまで持ち込めない。しかし前半15分過ぎから、愛知学院大が立て続けにチャンスをつくった。前半14分、MF砂井翔太(3年=暁星高)の直接FKはGKに阻まれたものの、同15分には左サイドからMF水谷侑暉(3年=暁星高)がドリブル突破。幾度も果敢に仕掛けるが、いずれもDF高橋純平(2年=広島観音高)とDF河崎敬(4年=市立船橋高)に止められた。同21分にも決定機。MF渡邊和馬(1年=愛知高)の右クロスからDF鵜川直也(4年=愛知高)がヘディングシュートを放つもわずかに枠外。1点が遠い。
前半43分には、DF深山和哉(4年=日章学園高)の左クロスにファーサイドの渡邊がヘディングで合わせるも、ポスト右。同44分にはGKのクリアボールを拾った水谷がゴール正面からドリブルで仕掛け、シュートを狙うもぬかるんだピッチへ足をとられ、ミートせず。耐えた岩教大が1-0とリードしたまま前半を終えた。
1点をリードしながらも、押し込まれる時間が続いた岩教大。ハーフタイムには越山賢一監督が「残りは45分しかないんだ!色々な選手の思いを実現できるのは、試合に出ている11人だけ。残りの時間を無駄にはできないぞ!」と選手たちへ檄を飛ばした。
すると後半、監督の言葉で目を覚ました選手たちがゴールで応えた。後半2分、MF笹原隆平(4年=室蘭大谷高)がドリブルで持ち込むと、ゴール正面でパスを受けたFW近藤勝成(3年=札幌U-18)が豪快な右足シュート。強烈な一撃はゴールネットを揺らし、2-0と差を広げた。
さらに4分後の後半6分、PKで先制点を決めた伊藤がこの日2点目。中央でMF小泉洋生(2年=國學院久我山高)から近藤へつなぐと、最後はPA内ゴール正面で受けた伊藤が冷静に右足シュートを突き刺した。「細かいつなぎでやる得意な形」(伊藤)で岩教大が3-0とダメ押しのゴールを奪った。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
大成が初の関東切符獲得。新たなチャレンジで「戦う」力を強化し、大一番で「歴史と人生を変える」を実現
ゲキサカ / 2024年5月3日 7時41分
-
福島がJ3新記録の9発大勝 FW塩浜がハットトリック達成
スポニチアネックス / 2024年4月28日 20時3分
-
内容に課題も、「走れる」立正大淞南が大社に1-0で勝利。プリンスリーグ中国で唯一の開幕4連勝
ゲキサカ / 2024年4月28日 18時54分
-
[関西U-16 ~Groeien~]初参戦の近江が仕掛け続けて5発。スーパーゴールのMF古荘隆太「先輩たちを超えていけるように」
ゲキサカ / 2024年4月27日 23時14分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]Aリーグ連覇、U-16日本一を狙う山梨学院が4-0で快勝。MF薮野壮二郎主将「日頃の練習の質をもっと高く」
ゲキサカ / 2024年4月22日 8時6分
ランキング
-
1【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
-
2宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
3【ロッテ】連勝は4でストップ エスコン初先発の佐々木朗希が自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目
日テレNEWS NNN / 2024年5月10日 21時13分
-
4村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
-
5止まらぬ日本企業のドジャースとのスポンサー契約「大谷翔平は金儲けの機械だ」
東スポWEB / 2024年5月10日 14時28分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください