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[大学選手権]仙台大が常葉大浜松との打ち合いを制し3年ぶり初戦突破

ゲキサカ / 2014年12月12日 11時54分

[大学選手権]仙台大が常葉大浜松との打ち合いを制し3年ぶり初戦突破

[12.11 大学選手権1回戦 仙台大 3-2 常葉大浜松 江戸川陸]

 第63回全日本大学サッカー選手権大会の1回戦は11日に江戸川区陸上競技場で1回戦を行い、仙台大(東北)が3-2で常葉大浜松キャンパス(東海3)を下し、2回戦進出を決めた。

 開始13分に仙台大は中盤での競り合いから左サイドにボールを繋ぐと、フリーでFW宮澤弘(1年=柏U-18)が反応。ドリブルからゴール前に通したパスを中央のFW斉藤恵太(4年=聖和学園高)が右に流し、駆け上がったDF川上盛司(1年=鹿島ユース)がPA右からシュートを狙った。ボールはGKの正面に終わったが、こぼれ球をMF蓮沼翔太(3年=柏U-18)がしっかり押し込んで、幸先良く試合を動かした。だが、19分には常葉大浜松DF濱一誠(3年=藤枝明誠高)にクロスを許すと、ゴール前で合わせたFW遠藤維也(3年=清水商高)のヘディングシュートがネットに突き刺さり、すぐさま同点に追いつかれてしまう。

 あっと言う間に消えたリードだったが、仙台大の選手たちに戸惑いはなく、22分に自陣でFKを奪うと素早く前線に長いパスを展開。一度はDFに弾かれたものの、MF熊谷達也(4年=柏U-18)が高い位置で拾い、左のスペースにスルーパスを入れた。これに反応したのはDF中山和弥(4年=札幌U-18)。PAの左端からゴール前にクロスを入れるとDF中條渡(4年=東北高)が頭で押し込んで再リードに成功した。

 だが、ここから強まる雨足と共に増した常葉大浜松のパワープレーに苦しむことになった。「スカウティングしている時は、ああやってゴールに向かってくるボールを蹴っていなかったので、最初は面を食らった。ボールも良いボールだったのでどうしようかとベンチで話をしていた」と吉井秀邦監督が振り返ったように強く正確なMF浜田康寿(4年=中京大中京高)の左足クロスが猛威を振う。30分にはPA左外から浜田の強烈な直接FKを受けると、46分には右CKを献上。浜田のキックをゴール前で混戦となり、こぼれ球をMF前田陽平(4年=清水ユース)にオーバーヘッドで押し込まれてしまった。

 ロングフィードを苦し紛れにピッチ外にはじき返しても、浜松大は強肩を持つDF窪田達哉(4年=東海大翔洋高)のロングスローも備える。後半に入ってからも、迫力のある攻撃に仙台大は苦しめられたが、「時間の経過と共に慣れてきた」(吉井監督)と落ち着いた対応で跳ね返し続けた。加えて、「児玉(昇)が落ち着いて、プレー出来るようになって、自分たちのサッカーが戻ってきた」(斎藤)とボランチを起点にショートパスの連続で攻撃に転じる機会も増加した。後半14分には右サイドで児玉が胸トラップから相手をかわして、熊谷にパス。PA右外から直接シュートを狙ったが、GK長谷川和(4年=磐田北高)の好セーブでCKに終わった。18分にも児玉のスルーパスから、川上がゴール前にクロスを展開。中央で熊谷が合わせたが、ゴールのわずかに捉える事が出来ない。

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