[大学選手権]びわこ成蹊スポーツ大は積極プレーで昨季準V国士舘大撃破
ゲキサカ / 2014年12月14日 22時54分
[12.14 大学選手権2回戦 国士舘大0-1びわこ成蹊スポーツ大 味フィ西]
第63回全日本大学サッカー選手権の2回戦が14日に味の素フィールド西が丘で行われた。6年振り2度目の出場となったびわこ成蹊スポーツ大(関西2)は昨年度準優勝の国士舘大(関東5)を1-0で下し、14日の3回戦で福岡大との対戦が決まった。
粘り強い守備をベースにショートカウンターを繰り出すびわこ成蹊と、ロングボールを多用する国士舘。異なるスタイルを持つチーム同士の戦いとなったこの一戦は、試合の入り方が勝負の行方を分ける結果となった。
「早めに大きいボールを平松君に目掛けて蹴ってくることは分かっていた。蹴らせない事は難しいと思っていたので、蹴らせないとかよりも、簡単に奪われないこととフィニッシュをしっかりして終わる事。そして、入れられた時は予測を元に競る事とカバーをしっかりとする。相手がどうこうではなくて、どんなサッカーをしてきても、このような場面ではこう対応するというのを、彼らは感じながらやってくれていました」。望月聡監督が語るように、びわこ成蹊守備陣は、国士舘攻撃陣の長いボールを入れてくるサッカーに慌てる事無く応対した。
ロングボールのターゲットとなるJ1アルビレックス新潟入りが内定している183cmのFW平松宗(4年=新潟ユース)に対しても、185cmの長身CB宮大樹(1年=清明学院高)が身体をぶつけにいき、簡単にヘディングをさせない。こぼれたボールも、コンビを組むCB中村謙吾(4年=立正大淞南高)が素早く拾い、平松の周りを固める国士舘のFW木下ロベルト(4年=益子芳星高)や、MF佐々木陸(4年=東福岡高)、MF進藤誠司(4年=流通経済大柏高)の両サイドハーフにボールを渡さなかった。
中盤でもびわこ成蹊は積極果敢な守備を披露。ボランチに位置するMF三橋拓也(4年=県立西宮高)を中心に鋭い出足で相手の推進力を奪って見せると、攻撃に素早く移行。中盤でのボール奪取から手数を掛けないショートカウンターでチャンスを作り出す。前半13分には、中盤でボールを奪取すると、右サイドを駆け上がってきた右SB柳田健太(1年=熊本ユース)の折り返しに、ニアへと走り込んできたMF田路大樹(2年=立正大淞南高)がヘディングシュート。惜しくも得点とはならなかったものの、相手ゴールを脅かした。
序盤から前線、中盤、最終ラインが三位一体となった試合運びで優位に進め、良いリズムで試合に入ることに成功。後は得点をどのタイミングで奪えるかが重要になる試合展開となった。
すると、前半24分に中盤でボールを奪いショートカウンターを仕掛けると、右サイドで受けた柳田がゴール前にラストパス。ここに走り込んでいたMF熊田克斗(1年=立正大淞南高)がGKとの1対1を制し、右足で流し込んだ。リズムを掴んだ時間帯に幸先よく先制点を奪ったびわこ成蹊は、試合の主導権を完全に掴んで前半を終えた。
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