[選手権]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2014年12月21日 11時12分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦の幕開けを10日後に控えた第93回全国高校サッカー選手権を大特集。まずは「選手権注目の11傑」と題し、ユース年代のサッカーを取材するライター5氏に選手権注目の11選手を短評付きで紹介してもらいます。「11傑」の第2回は関西を中心に活動するライター、森田将義氏による11名です。
森田将義氏:「分かりやすくシンプルに「見て欲しい選手」を選びました。U-17ワールドカップに出た選手もいれば、インターハイ王者もいるなど経歴は様々。有名、無名を問わず今年一年で見た選手の中から、面白いと思った選手や可能性を感じた選手を11人ピックアップしています」
GK松村優太郎(長崎総合科学大附高2年)
「数多くのプロ選手を育てた小嶺忠敏総監督が将来性を評価する守護神。185cmの身長を活かしたハイボールの処理やシュートセーブといった基本能力はもちろん、1試合を通じたコーチングの量も豊富と見どころの多い選手だ」
DF安田拡斗(履正社高2年)
「巧みなポジショニングでピンチの芽を摘むCB。G大阪JY出身とあって、足元の技術も確か。昨年の選手権で対峙した青森山田のフィジカルに感化され、肉体改造にも着手。最大、5kgの減量に成功し、顔つきに変化が生まれた」
DF辻拓也(徳島市立高3年)
「人並み外れた身体能力を活かし、競り合いで絶対的な強さを見せるCB。高2までFWだったため、足下の技術にも定評あり。組み立てに加え、「常に相手DFの背後を狙っている」というロングフィードで見せ場も作れる」
DF上夷克典(鹿児島城西高3年)
「読んで良し、競って良し、蹴って良しの穴が少ない万能型CB。1年時からスタメンを張り、右SBを務めたように器用さも備えているのも強み。Jクラブも能力の高さに興味を示したが、卒業後は関東の大学で更なる成長を狙う」
MF阿部雅志(星稜高2年)
「2年生ながらも堂々たるプレーで星稜の攻撃を操るMF。県予選でも先輩たちを押しのけ、大会MVPに輝いている。U-16日本代表でも披露したように、細かい動き直しをベースにした受けて、捌くセンスはピカイチだ」
MF富田光(中京大中京高3年)
「“ミスターグランパス”岡山哲也監督がスカウトした初めての代が最終学年を迎えた中京大中京。指揮官好みの技巧派が揃う中でも彼の存在は際立っており、10番に恥じないテクニカルな突破とパスで好機を連発する」
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