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世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」、まず5選手が「ジャパンファイナル」へ

ゲキサカ / 2014年12月25日 7時40分

世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」、まず5選手が「ジャパンファイナル」へ

 24日、世界で戦える若きフットボールプレーヤーを探す世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」(昨年までは「NIKE CHANCE」として実施)の「ジャパンセレクション」が開幕。計3回開催される1次選考の第1回目に当たる「キックオフセレクション」が埼玉県のレッズランドで開催され、参加38名から選出されたMF渡邊夢大(東海大高輪台高)、GK櫻井康佑(大成高)、MF西尾裕也(大成高)、DF河野哲志(修徳高)、MF冨澤太輝(明治学院高)の5選手が15年2月21日に横浜みなとみらいスポーツパーク(神奈川)で開催される「ジャパンファイナル」へ進出した。

 セレクション序盤のメニューはトレーニング要素の強いもの。ただセレクションを受けるだけでなく、この場をトレーニングの場として多くのことを学んでほしいという運営側の意向が見て取れた。NIKEスカウトのスペイン人コーチ、イヴァン氏は8対8で流れを止めながら、ボールを受ける際の身体の向きや、ポジショニングなどを細かく指導。そして本格的なセレクションとなる11対11では個々の持ち味に加えて、教わったことをどのくらい表現できるかも選考のポイントになっていた。同じくNIKEスカウトの櫛山匠氏は「練習でできても試合になってできる選手は少ない。アドバイスを受けてどれくらい判断できるか。(セレクション中の)成長力を見ていました」

 参加選手が3チームに別れて始まった11対11。その開始とほぼ同時に浦和レッズのFW李忠成が来場して、選手の動きに熱視線を送っていた。この日、特別スカウトを務めた李の前で将来プロ入りや海外でのプレーを目指す選手たちはアピール。1本目5分に「自分は打点の高さ、ヘディングは自信があるのでデカいゲームになった時にその打点を見せられてたらいいと思っていた」という河野が左CKから豪快なヘディングシュートを打ち込めば、直後にはMF林滉大(大宮東高)がミドルシュートをねじ込む。また冨澤が鋭いドリブルで中央突破を図り、GK櫻井は積極的なコーチングと飛び出しでアピールしていた。2本目にはCB金城雅生(神奈川工高)が相手の突破をスライディングタックルで阻止すると、8分には左SB清水拓(大成高)が敵陣でのインターセプトから持ち上がり、PAでひとりかわして右足シュート。またFW細合力フォスター(柏日体高)が抜け出しからゴールを破る。そして3本目は西尾が対峙するDFを外してクロスを上げるなどテクニックを見せれば、右サイドで「自分の武器であるスピードのあるドリブルを出したいと思っていた」という渡邊が存在感。インターセプトからドリブルでDFをかわしてスルーパスを送ったほか、長い距離をドリブルで持ち込んでクロスを入れるなど印象的なプレーを見せた。

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