清武弘嗣インタビュー「アジアでは常に日本が一番でいないといけない」
ゲキサカ / 2015年1月4日 9時35分
―代表に呼ばれていない間は悔しさもありましたか?
「もちろん悔しい気持ちもありましたけど、ハノーファーに移籍して充実していましたし、代表のことはあまり考えずに日々を過ごしていました」
―残念ながらチームメイトの酒井宏樹選手は選ばれませんでしたが、何か話はしましたか?
「『キヨくん、がんばってね』と言われました。ハノーファーで一緒にプレーしている中で、宏樹もすごいがんばっていますし、パフォーマンスもいいと思います。今回は選ばれなかったですけど、僕も3か月間、選ばれていなかったですし、監督は常に見てくれていると思います。でないと今回、自分も選ばれてなかったと思いますから」
―アジア杯でレギュラーをつかむためにどんなところをアピールしていきたいですか?
「やるからには試合に出たいと思いますが、あまり自分が自分がとなっても良くないので。チームスポーツですから、だれが試合に出てもいい状態で臨めるように、チームがいい方向に向ければいいと思います」
―W杯の悔しさをアジア杯で晴らしたいという気持ちもありますか?
「W杯は別物だと思いますが、アジアでは常に日本が一番でいないといけないと思いますし、そこは変わらず1位でいたいと思います」
―個人的には初めてのアジア杯になります。
「W杯予選でアジアの国とは戦っていますが、アジア独特の難しさがありますし、アジアの戦いはそう簡単ではないと思います。もちろん世界と戦うのも簡単ではないですが、アジアには独特な雰囲気があると思っています」
―W杯直後に「4年後は自分がキャプテンマークを巻いてプレーするという目標ができた」と話していましたが、その気持ちは今も変わっていないですか?
「そうですね。そういう良い目標がある中で、日々がんばっていければと常に思っています」
―そういう考えになったのには長谷部誠選手の影響もあったのでしょうか?
「ハセさんとは1年間、ニュルンベルクで一緒でしたし、代表での姿勢というのもずっと見ていました。でも、今はまだ日本代表のキャプテンはハセさんじゃないといけないと思いますし、ハセさんやベテランの選手の姿勢を見て学ぶことはまだまだたくさんあると思っています」
―世代的にも4年後は自分たちが中心にならないといけないという気持ちがあるのでしょうか?
「僕たちは次のW杯に28歳で臨めます。サッカー選手として一番いい時期だと思いますし、多くの選手が28歳ぐらいでW杯のピッチに立ちたいと思っているはずです。もう若くない年齢ですし、もっともっと貪欲にやっていきたいですね。若手はブラジルW杯に出たメンバーを全部代えるぐらいの勢いでやらないと追いつけないと思いますし、競争がないとチームとしても成長していかないと思っています」
―アディダスの『ナイトロチャージ』を着用していますが、運動量やハードワークを身上とするプレイヤー向けのスパイクということで試合中に感じることはありますか?
「常に走れている感じはしますね。ハノーファーでは試合翌日に、走行距離の書かれた紙が自分のロッカーに置いてあるんですけど、それを見ると、『走ってるなあ』と思いますね。走行距離は常にチームでもトップクラスですが、それはスパイクのおかげでもあります。サッカーでは走ることがすごく大事だと思いますし、自分自身、心がけていることでもあります。走ることでパスも出てきますし、ゴールも決められます。走れないと交代させられることもありますし、そういう面でスパイクには助けてもらっていますね」
(取材・文 西山紘平)
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