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[選手権]逆転、逆転の決勝、星稜が延長戦制して初優勝!

ゲキサカ / 2015年1月13日 1時31分

[選手権]逆転、逆転の決勝、星稜が延長戦制して初優勝!

[1.12 全国高校選手権決勝 前橋育英高 2-4(延長)星稜高 埼玉]

 第93回全国高校サッカー選手権は12日、埼玉スタジアム2002で前橋育英高(群馬)対星稜高(石川)の決勝を行い、延長戦の末、星稜が4-2で勝利。初優勝を飾った。

 前橋育英が初、星稜が2年連続となる決勝の舞台。ともに4-4-2システムを組んで試合をスタートした。5度目の挑戦で準決勝を初めて突破した前橋育英はGKが吉田舜(3年)で4バックは右から岩浩平(3年)、上原大雅(3年)、宮本鉄平(3年)、渡辺星夢(3年)。中盤は流通経済大柏高(千葉)との準決勝で劇的な同点ゴールを決めているU-19日本代表MF鈴木徳真主将(3年)と吉永大志(3年)のダブルボランチで右が坂元達裕(3年)、左はU-19日本代表MF渡邊凌磨(3年)。2トップは青柳燎汰(3年)と今大会初先発のFW野口竜彦(2年)がコンビを組んだ。

 一方、前回大会決勝で2-0とリードしながら、富山一高(富山)に逆転負けを喫している星稜は雪辱のファイナル。先発はGKが坂口璃久(3年)で最終ラインは右から原田亘(3年)、高橋佳大(3年)、鈴木大誠主将(3年)、宮谷大進(3年)の並び。中盤は平田健人(3年)と前川優太(3年)のダブルボランチで右MFが杉原啓太(3年)、左が藤島樹騎也(3年)。2トップには今大会得点ランキング首位タイの大田賢生(3年)と森山泰希(3年)が構えた。

 立ち上がりからやや押し込んだ星稜がクロス、相手の背後を狙ったスルーパスへ持ち込んだのに対し、前橋育英はカウンターから渡邊凌、坂元の両SHのドリブルを交えて攻め返す。2分、星稜はGKの頭上を越えた左クロスからファーサイドの大田がいきなり決定的な右足シュート。前橋育英は6分に中央からドリブルで仕掛けた渡邊凌が右足を振りぬく。

 試合は早くも11分に動いた。自陣でボールを奪った前橋育英は最終ラインでボールを動かしてクリアしようとしたが、DFからGKへのバックパスが弱く、これを星稜FW大田がPAでインターセプト。GKがファウルで止めてしまい、岡部拓人主審はPKスポットを指さした。キッカーの前川は右足シュートを冷静にゴール右へ沈め、星稜が先制した。

 守備時に上手く数的優位をつくりながら守る星稜は、20分にも右スローインからPAでDFをかわした杉原がニアサイドを狙った左足シュート。28分には森山のスルーパスで右サイドを抜け出した杉原が再び左足シュートを放った。だが、中盤で的確な読みを見せる鈴木が相手ボールに絡み、最終ラインも粘り強く守る前橋育英も前半半ばを過ぎるとシュートシーンを増やしていく。25分には右サイド後方からのFKを起点に胸コントロールした渡邊凌が右足シュート。31分には左サイドからのサイドチェンジを受けた坂元がカットインから左足シュートを放つ。34分にもPAでこぼれ球を拾った渡邊凌の右足シュートが左ポストをかすめた。

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