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本田、香川がPK失敗…日本はPK戦でUAEに敗れ5大会ぶり8強敗退

ゲキサカ / 2015年1月25日 1時45分

 1点ビハインドで前半を折り返した日本は後半開始から乾に代えてFW武藤嘉紀を投入。何とか早い時間に追いつきたいが、後半4分、自陣で長谷部がオマル・アブドゥルラフマンにボールを奪われ、ピンチを招く。オマル・アブドゥルラフマンの浮き球のラストパスに合わせたマブフートのシュートはミートし切れず、川島がキャッチしたが、ヒヤリとさせられた。

 日本は後半7分、香川の縦パスを受けた武藤が前を向いてドリブルを仕掛け、PA手前から右足を振り抜いたが、ゴール左に外れる。同8分には遠藤の右クロスから岡崎の背後でフリーになった武藤がヘディングで合わせたが、これも枠を捉え切れなかった。

 後半9分には2枚目の交代カードを切り、遠藤に代わって柴崎がピッチに入る。柴崎は直後の10分に右足でミドルシュート。途中出場で入ってきた選手たちが積極的なプレーを見せ、流れを引き寄せていった。

 後半15分、左サイドから武藤がくさびのパスを入れると、本田がワンタッチで落とし、香川が前向きでボールを受ける。密集地帯で仕掛けた香川は右足を振り抜くもGKがセーブ。同20分には岡崎に代えてFW豊田陽平を投入し、交代枠を使い切った。

 再三、セットプレーのチャンスを獲得するも同点ゴールの遠い日本は後半20分、CKのカウンターからピンチを招くが、抜け出そうとするMFイスマイール・アルハマディに長友が追いつき、粘り強く対応。酒井と2人で挟み込んでボールを奪い、何とかしのいだ。

 しかし、攻撃はその後も空転。後半30分、柴崎が右後方から左足でクロスを入れるが、ゴール前でフリーになった豊田のヘディングシュートはミートせず、枠を外れる。同32分には本田の右CKからこぼれ球を拾った香川が右足を振り抜くが、クロスバーを越えていった。

 1点ビハインドのまま試合は終盤を迎えたが、背番号20が日本の危機を救った。後半36分、柴崎が本田に縦パスを入れると、パス&ゴーで動き出す。本田はワントラップから左足で丁寧に落とし、柴崎が右足ダイレクトで振り抜いた。強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さり、1-1の同点。代表初ゴールを決めた昨年9月9日のベネズエラ戦(2-2)以来となる柴崎のゴールで、ついに試合を振り出しに戻した。

 一気に逆転ゴールを目指す日本。後半41分、香川、長谷部が立て続けにシュートを放つが、UAEの守備陣も体を張って跳ね返す。同43分には本田が左足で直接FKを狙ったが、GKが弾き出した。後半アディショナルタイムにも絶好機を迎え、PA内右に抜け出した柴崎の折り返しからこぼれ球を武藤が拾って香川にパス。しかし、香川の右足シュートはゴールのわずか左に外れ、試合は1-1のまま延長戦にもつれ込んだ。

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