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アギーレ監督契約解除…大仁会長会見要旨

ゲキサカ / 2015年2月3日 21時44分

アギーレ監督契約解除…大仁会長会見要旨

 日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督との契約解除を発表し、都内で大仁邦彌会長が記者会見を行った。

以下、会見要旨

●大仁邦彌会長
「2月2日の夜遅くにアギーレ監督に対する検察の告発が受理されたという事実が確認された。私共としてはアギーレ監督の指導者としての手腕を高く評価していたので、受理されないことを願っていたが、大変、残念な結果に終わったと思っている。今回の告発の受理について、私たちとして一番考えないといけないのは日本代表チームへの影響。どういう影響が出るかということ。日本サッカー協会にとって最大のミッション、使命はW杯への出場。2018年のロシアW杯の出場権を何としても獲得しないといけない。その予選が6月から始まる。今回の告発の受理によって、これから捜査が始まり、そのあとには起訴され、裁判が始まる可能性がある。我々としてはW杯アジア予選にできるだけ影響が出ないように、そういうリスクを排除する必要があると考えた。ということで今回、アギーレ監督との契約を解除するという結論に至った。

 まず第一に今回の契約解除の理由は代表チームの活動への影響、W杯予選への影響。そのリスクを避けたいということ。八百長に関与したという事実は確認されていないので、それが理由ではない。アギーレ監督にとってこの問題は名誉にかかわる大変重要な問題だと思っている。アギーレ監督には無実の証明に全力を尽くしてほしいとも考えている。

 本日の2時にアギーレ監督に私から直接、契約の解除を申し入れ、監督は『やむを得ない』ということで同意している。誠に残念な結果になって申し訳なく思っている。代表の選手、ファンやサポーター、あるいはスポンサーの皆様、関係者の皆様には大変ご心配をおかけして、申し訳なく思っているが、今回の結論を理解していただき、今後もご支援をお願いしたい」

―3月に国際親善試合があるが、後任の進捗状況は?
「できたら3月の試合には間に合わせたいと思うが、それに間に合わせるためにこのへんでいいだろうという人材を選ぶことはない。いずれにせよ、技術委員会がこれから全力を挙げて、新しい監督を含む新しい体制をつくるために取り組んでいくことになると思う」

―アギーレ監督から違約金などの要求はあったか?
「アギーレ監督とは今回の解約について条件面でも合意しているが、内容については守秘義務があるので、ここでは申し上げられない。違約金という形はない」

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