無名選手たちもチャンス掴む!関西セレクションから10名が世界懸けた「NIKE MOST WANTEDジャパンファイナル」進出!
ゲキサカ / 2015年2月9日 8時36分
周囲をどよめかせる様なプレーは少なかったが、FW野崎祐樹(東大阪大柏原高)がターンでDFを置き去りにして出したスルーパスをFW高畠光邦(高松桜井高)がスライディングシュートでゴールへ押し込んだり、ドリブル突破した鶴田の折り返しをこの日アイディアある動きで健闘していた中学生MF瀧川海斗(富田林市立三中)が右足で流し込んだり、渡辺の絶妙なラストパスから大野が奪ったゴールや、鈴木と藤本がコンビで奪ったゴールなど印象的な得点シーンもあった。またGKは佐藤歩夢(市立尼崎高)と佐藤由がともにビッグセーブを連発。各ポジションの争いはし烈だったが、特に中盤は選考を担当した櫛山匠スカウトが「(NIKE FCにも参加していた)仙頭や大野はいい選手でしたし、中盤は本当に激戦区でした」という状況だった。
結果、選考は予定時間をオーバーするほどの時間を経て決定。ひとつのポジションに偏らず、各ポジションから万遍なく選考するという点も考慮されて、「自分的には受かると思っていなかったし、でもやるからには出して全力でやろうと思っていた」という長身CB山上ら10名が選出された。スペイン人のアレックススカウトは、セレクションに取り組む姿勢や想像力、判断力の部分を重視したことを選手たちに説明し、「ボクらを悩ませてくれたし、本当に難しかったです。参加してくれてありがとう」と感謝。そして合格者たちには「(世界への)スタート地点に立っただけ。選ばれなかった選手は悔しかっただろうし、そういう気持ちを忘れないように」とメッセージを送った。
2月21日の「ジャパンファイナル」では世界まで目前に迫ったプレーヤーたちが、どのような戦いを見せるか。古城は「きょうのプレーは全然納得していないので、もっとトレーニングしていかないとファイナルは厳しくなると思う。もっとトレーニングしたいと思います」と誓い、岡本は「もちろん受かるために受けるんですけど、そのためにいつもと違うプレーしてもしょうがないので、いつも通り簡単にやるところは簡単にやって、仕掛けるところは仕掛けて持ち味を発揮していきたいと思っています」と意気込んだ。全国高校選手権や高円宮杯プレミアリーグで活躍したプレーヤーやプロ注目プレーヤー、年代別日本代表も参戦する可能性のある「ジャパンファイナル」。わずか2枚のチケットをもぎ取り、世界へ進むのは「誰だ」。
[写真]関西セレクションを突破した10名。左から源、佐藤、和田、八田、山上、鈴木、古城、岡本、渡辺、鶴田
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
J内定MFも「凄い」と認める突破力の持ち主。流経大柏の2年生FW安藤晃希が選手権初ゴール
ゲキサカ / 2025年1月1日 11時18分
-
[MOM4997]上田西FW松本翔琉(3年)_「結果的に関東に戻ってプレーできたので嬉しかった」東京から長野へ進学、6度目の正直でつかんだ全国で1G1A
ゲキサカ / 2025年1月1日 8時2分
-
[MOM4975]矢板中央MF平野巧(2年)_指揮官も「プロになってもらいたい」と期待する技巧派。得意のドリブル突破からスーパーゴール
ゲキサカ / 2024年12月29日 18時47分
-
ユース取材ライター陣が推薦する選手権11傑vol.2
ゲキサカ / 2024年12月27日 7時0分
-
[MOM4951]滝川二MF三宅蔵ノ助(3年)_リーグ最終戦でハット。兄の背中に近づいた主将は選手権で一戦必勝
ゲキサカ / 2024年12月12日 14時4分
ランキング
-
1【箱根駅伝】東洋大 苦戦続きも9位で復路へ…20年連続シード権奪取のカギは「出だしの6区」
東スポWEB / 2025年1月2日 19時39分
-
2【箱根駅伝】「山の名探偵としてきているので」早大・工藤慎作、山上りで“事件解決” 復路へ「あわよくば3番以内を」
スポーツ報知 / 2025年1月2日 15時58分
-
3【箱根駅伝】国学院大は3冠に黄信号 エース平林で流れつかめず…前田監督「箱根って深いですね…」
東スポWEB / 2025年1月2日 17時14分
-
4最高齢の五輪金メダリストが死去 ハンガリー女子体操、103歳
共同通信 / 2025年1月3日 1時0分
-
5今オフのFA市場はメッツが約1444億円で断トツの投資! ドジャース2位、エンゼルスも7位と存在感
スポニチアネックス / 2025年1月2日 11時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください