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[特別インタビュー]主導権を握る新スタイルでタイトル誓う柏DF鈴木大輔「優勝を決めるピッチに立っていたい」

ゲキサカ / 2015年3月2日 12時0分

[特別インタビュー]主導権を握る新スタイルでタイトル誓う柏DF鈴木大輔「優勝を決めるピッチに立っていたい」

 J1優勝をはじめ数々のタイトルをもたらしたネルシーニョ監督(現神戸)が退き、吉田達磨新監督を迎えた柏レイソル。サポーターにとっては期待と不安が交錯するJ1開幕を前に、DF鈴木大輔は力強く未来への希望を口にする――。
(インタビュー前編はこちら)

最大限力を発揮できるCBで
ワンランク上の選手へ

――今年からチームは吉田達磨監督を迎えました。キャンプを経て吉田新監督のサッカーの印象をお聞かせください。
「自分たちがボールを保持する時間を長くして主導権を握ることを強く求められているので、最終ラインからの組み立て方も変わってきています。守備では、よりコンパクトにするけど、前からガツガツいくときもあれば、相手を引き込むように守ることもある。臨機応変な守備が求められているので、すごく頭を使います。実際にキャンプでやってみて、勉強になることばかりでした」

――新チームは4バックが採用されると思いますが、センターバック(CB)で出場したいという思いはありますか?
「CBが自分の能力を最大限に発揮できるポジションだと思っています。サイドバックも、3バックも経験してプレーの幅を広げることができたので、CBでプレーするときにどれくらい成長しているのか、自分自身楽しみでもあります」

――鈴木選手はインターセプトも多く、積極的な守備が目立ちます。
「昨年はそういう部分が求められていましたし、試合の中ではボールを奪って自分のリズムをつくることを心がけています。今年も積極的な守りは出していきたいですね」

――積極的な守備から攻撃につながるパスを狙っている場面も多いと思いですよね。
「攻撃の起点として縦パスを怖がらずに出すほうだとは思います。ただ、自分の中ではもっと質の高いパスを出していきたいですね。先の展開を読んだパスを出して、それが得点へとつながる――。そんな場面をもっと増やすことが、課題のひとつです」

――吉田新監督になってCBの攻撃面での役割はどのように変わりましたか?
「攻撃の組み立てが求められているので、いままで以上に攻撃に対する意識は強く持たないといけません。どんどん特徴を出して、吸収していければ、もうワンランク上にいけると感じています」

――今年25歳を迎えて、ピッチ外での役割も変わってきていますか?
「いまや自分より若い選手もたくさんいるので、リーダーシップも求められているんだと思っています。そういった経験がないわけではないので、どんどん引っ張っていきたいという意識はありますね」

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