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苦戦強いられた日本高校選抜、渡邊凌V弾で静岡県ユース選抜振り切る

ゲキサカ / 2015年3月9日 14時51分

 静岡県ユース選抜は18分に市川を山ノ井拓己(静岡学園高)、23分には加納をMF佐藤諒(藤枝明誠高)、30分には大西と立川をMF鈴木健太郎(清水ユース)とFW加藤衛司嘉(浜松開誠館高)へ入れ替えた。終盤にかけて1点をもぎ取りに行ったが、先制点を奪ったのは日本高校選抜の方。34分、最終ラインの背後を突いた岩崎が「前を見たら凌磨君がいい位置にいた。自分が行くよりも凌磨君に出した方が確実かなと思った」と左サイドの渡邊凌へラストパス。これを渡邊凌がゴールへ流し込んだ。

 日本高校選抜は1-0で勝ったものの、内容的には納得の行くようなゲームではなかった。唯一のプロ選手である志村は「良かった点よりも改善点とか、悪かった点の方が多かったと思う」と首を振る。「ただ去年の経験からすると、今のうちに日本で悪いプレーをして悪いところを分かっていた方が改善できる時間がまだある。去年は日本でいいプレーしていて(課題があまり出ずに)ヨーロッパで壁に当たってしまった。(今回海外遠征へ行くメンバーは)日本である程度通用している選手ばかりだと思う。日本のチームの技術は去年も通用していた。各選手の長所を合わせていけたらいい」。

 大野監督は欧州遠征へ向けて「向こうで本気で戦ってきたいなと思っている。自分たちがいかにチームになって、一人ひとりの良さをチームで引き出してあげられるようにしたい。みんなでどうサポートしながら、一人ひとりの特長を出せるのかやっていきたいと思っています」。この日、いろいろな組み合わせをテストする中で出た課題。残りの準備期間でそれを修正し、個人として、グループとしての良さを出せるようなチームになって世界と戦う。

(取材・文 吉田太郎)

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