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霜田委員長が語ったハリルホジッチ新監督招聘の経緯と期待

ゲキサカ / 2015年3月12日 22時37分

 技術委員会としてはあくまでも指導者としての資質、監督としての力量というところで評価し、推挙したいと思っている。前回の教訓があるので、協会全体でしかるべき部署がしっかりチェックしていると聞いているので、そこは協会にお任せしている」

―アギーレ前監督と契約解除した際、大仁会長に進退伺をしたということだが、現在は自身の進退についてどう考えているか?
「アギーレ監督が契約解除したときにそのような気持ちを会長や原専務理事に伝えたのは事実。ただ、3月の試合、あるいは6月のW杯予選というスケジュールは待ってくれないし、日本代表は止まるわけにはいかないので、次の監督を探すことがまずは責任をまっとうすることだと言っていただき、ハリルホジッチ監督の招聘に技術委員会全員であたってきた。彼と話をして、日本に来てもらうように説得した。人間同士のつながりの中で、彼にこちらに来てもらった以上、このタイミングで仕事を放り出すのは非常に無責任だと思っている。新しい監督が決まり、新しいプロジェクトが始まったので、今、私がやれることはハリルホジッチ監督をしっかりサポートすることだと思う」

―来日の予定。ビザの問題もあるが、月末の試合の指揮は可能か?
「本日2時から理事会が行われて、冒頭で承認していただいた。そのタイミングで現地に連絡を取り、現地で就労ビザの発行が下りていることが確認できている。本日、フランス時間の夕方のフライトで日本に向かいます。3月の指揮は間に合う」

―ハリルホジッチ氏が日本人のクオリティーを評価しているということだが、具体的には?
「監督の口から聞いてもらうのが一番いいと思うが、ヨーロッパで活躍している日本人選手の情報は僕らが伝えなくても十分分かっているし、日本人のプレーのストロングポイント、あるいはウィークポイントも含めて、この部分を伸ばしていけば世界と十分に戦えるという点はいくつか挙げていた。具体的に言うと、もともとずっと言われているが、俊敏性や持久力、勤勉性。しっかり規律を守り、チームとしてコレクティブに戦えるという資質は日本人の選手はすでに持ち合わせているだろうと言っていた。日本人はこうやって戦うというのは具体的にイメージしながら話していた」

―逆に日本の課題としては、どういうことを挙げていたが?
「まだ始まっていないので、あまりネガティブなことは言わないほうがいいかなと思うが、監督はそこも十分に分かったうえで、自信を持って日本人はまだまだ伸びると言ってくれている。今後、練習や試合を通じて、そういうところも監督から聞いてもらえればと思う」

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