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エース土居2発と起用に応えたMF片辺もゴール、玉野光南が大社下して中国新人戦3位に

ゲキサカ / 2015年3月17日 6時23分

 大社も18分、左サイドから仕掛けた桑垣が一度ボールを失いながらも自ら奪い返すと、再び打開を試みてPKを獲得。だが、桑垣の放った右足PKは左へ跳んだGK栗尾がストップする。ポストの跳ね返りを桑垣が押し込もうとしたが、これを栗尾が再びビッグセーブ。大社は追撃することができない。

 逆に直後の19分、玉野光南は交代出場の片辺が中央の塩田晃から左サイドでパスを受けると、「ずっと自分は試合出ていなくて結果にこだわろうと思っていた。出たらシュートを打とうと思って打ちました」と狙いすました右足のファインショット。土居が「あまり試合に出ていなくてBで頑張ってきてやっと上がってきた選手。コイツが決めてくれれば盛り上がる」という片辺の一撃でチームはこの日最大の盛り上がりを見せた。大社も終盤は1トップからポジションを下げた桑垣の展開など、大きくボールを動かしながら反撃。右SB園山栄樹(2年)や森山が強引に1点を奪いに行くなど最後まで得点への意欲は見せていたが、無得点で4位に終わった。

 玉野光南にとって岡山県内最大のライバルは作陽だ。これまで、その壁に何度も跳ね返されてきた。それでも、現3年生の中には2年前の選手権予選で作陽の連覇を8でストップした試合を経験している選手たちがいる。今年、再びライバルを上回って全国舞台に駆け上がることができるか。土居は「1回勝っているので勝てない相手ではないとボクたちは思っている。そこは負けられられないという気持ちが大きい」。まだまだ1対1での弱さや連動した守備の部分など課題はある。だが、4試合を戦い、「スタメンになれるように、これから遠征とかあるので今日みたいにやっていきたいです」という片辺らサブ組のアピールもあった中国新人大会を今後の公式戦に繋げる。

[写真]後半28分、片辺(20番)のゴールで盛り上がる玉野光南イレブン

(取材・文 吉田太郎)

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