「adidas UEFA Young Champions 2015」“日本代表”のU-16戦士4名が新たに決定!!
ゲキサカ / 2015年4月3日 12時36分
「(MVPとして名前が呼ばれた瞬間)やったー、ヨーロッパだ! と思いました」とおどけた福田は、エクアドルへのサッカー留学経験を持つプレーヤー。「キックが得意なのでそれを活かしてきたいと思いますし、行くからには全部倒してという気持ちでやってきたい」と“世界一”を誓った。また、決勝の実況を務めた中村義昭氏(DJ NUMBO)から何度も名前を連呼されるなど、大活躍でこの日最も知名度を上げた小林は「ボクは1対1が得意なのでそれが世界でどれだけ通用するのか試したい。日本代表という自覚を持って戦う」と宣言。2選手の恩師で、会場に訪れていた横浜創英の宮澤崇史監督は彼らへ向けて「世界の、同世代の子たちとのプレーを通してスピード、判断、正確さ、全てを今見てきてほしい」と期待していた。
「adidas UEFA Young Champions 2015」の世界大会は、大きな希望を持つ15、16歳の選手たちが世界を相手に今、何ができて何が課題なのか知るいい機会。加えて日本を背負って戦う責任感もある。綿引は「相手は身長大きいと思う。自分は小さいんでそういうところで頭を使ったプレーをできるように頑張りたい」と誓い、梅澤は「相手はフィジカル強いんでその中で自分もフィジカル負けないように。左利きなんでいいボールとか中に上げられらいい。怯まないでガツガツいければいい」。ドイツ滞在期間中はCL決勝観戦など充実した日々を送ることができるが、それぞれが自分の武器を全力でぶつけて世界でアピールし、世界から学んで少しでも成長して帰ってくること。そして世界大会では日本の代表として勝ちにこだわらなければならない。昨年は惜しくも4チーム中3位だったが、今回は世界で若き“日本代表”が「憎まれるほどの強さ」を発揮して頂点に立つ。
(取材・文 吉田太郎)
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