[関東]法政大がMF白石弾で今季初白星!!敗れた王者・専修大は今季未勝利続く…

ゲキサカ / 2015年4月16日 2時46分

[関東]法政大がMF白石弾で今季初白星!!敗れた王者・専修大は今季未勝利続く…

[4.15 第89回関東大学リーグ第3節 専修大0-1法政大 三ツ沢陸]

 JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦の第3節が15日に各地で行われた。三ツ沢陸上競技場で行われた第2試合では、2部からの昇格組・法政大が5連覇を目指す専修大と対戦し、1-0で勝利。今季初白星を手に入れた。一方の専修大は3試合を終えて、1敗2分と今季初勝利はならなかった。

 法政大の策がハマった。試合後、勝利した法政大MF西室隆規(4年=鹿島ユース)は「両SBの裏をついていこうと言っていたのが上手く活かせた」と笑顔。決勝点を挙げたMF白石智之(4年=前橋育英高)も「試合の入りからアグレッシブに法政のサッカーをしようと話していた。前半からゴールへ向かった姿勢が後半のゴールにつながった」と胸を張った。

 この日の法政大は立ち上がりから果敢に攻め込んだ。縦への速いボールで相手を押し込み、左サイドからは白石がドリブル突破。幾度もチャンスを迎えた。しつこくセカンドボールを拾っては、攻撃を継続させ、専修大のペースへ持ち込ませない。前線からFW日影健太(4年=遠野高)やMF上田慧亮(2年=前橋育英高)、白石がボールを追い、プレッシャーをかけ続けた。

 前半31分にはショートカウンター。白石が左サイドへドリブルで持ち込み、ファーサイドへ折り返す。走りこんだMF青島拓馬(4年=浜松開誠館高)がシュートを放ち、ゴールネットを揺らすも直前のファウルを取られ、ゴールは認められず。0-0で前半を折り返した。

 後半に入っても足を止めない法政大。前線からボールを追い続ける。すると後半6分、このプレスが実を結ぶ。左サイド、専修大のDF飯田貴敬(3年=野洲高)とGK福島春樹(4年=静岡学園高)の間へこぼれたボール。2人がもたつき、福島はPA外へ飛び出すも間に合わず。走りこんだ白石が冷静に無人のゴールへ左足で流し込んだ。法政大が1-0と先制に成功した。

 後半25分にも決定機。西室が蹴り込んだ遠目の位置からのFK。最後は日影がヘディングシュートを放つ。すると、これをキャッチしたGK福島がボールを保持してPA外へ出たため、法政大へFKのチャンスが回ってくる。ゴール正面からDF永戸勝也(3年=八千代高)が蹴り込んだボールは惜しくもポスト右へ外れていった。追加点はならなかったものの、最後まで運動量を落とさず、集中力を切らさなかった法政大が1-0で逃げ切り、勝利を挙げた。

 開幕戦では慶應義塾大に0-3の敗戦。続く第2節では明治大に2-3で競り負けていた法政大。今季3試合目にして、待望の勝利を手に入れた。西室は「専修に勝ったとかではなく。1、2節と勝ちがない中での勝利なので率直に嬉しい」と安堵の表情。「ここからしっかりとやっていければ」と先を見据えた。

 一方、初勝利の欲しかった専修大にとっては、痛すぎる敗戦となった。前線左サイドで初先発したルーキーのFW望月大(1年=清水ユース)やFW三沢直人(2年=西武台高)らが素早くボールを回すものの、決定的なシュートで終わることはできず。縦一辺倒の攻撃に終始。素早くボールを運ぶことへ固執するあまり、目前のチャンスを逃すシーンも見受けられた。

 前半5分には左サイドスローインから、こぼれを拾ったFW佐藤遵樹(3年=千葉U-18)がシュート。惜しくもクロスバーを叩く。その後は決定機もないまま時間は過ぎた。最終ラインでの連携ミスも目立ち、中盤から前線へのパスも呼吸が合わない。簡単にボールを失った。

 結果、後半6分に最終ラインの連携ミスから失点。源平貴久監督は「失点のミスがなく、0-0だったら……というゲーム。それがくだらないミスをしてしまったから、結果的にこうなった。今のチームの戦力からいったら、やってはいけないミス」と険しい表情で振り返る。

 専修大のDF萩間大樹(4年=川崎F U-18)は「なんで去年はあんなに勝てたのか……1勝の重みを感じます」と唇を噛んだ。第4節は中2日で行われ、専修大は桐蔭横浜大と対戦する。互いに今季未勝利のチーム同士の一戦となる。一節でも早く勝利を手に入れ、王者らしさを取り戻すきっかけにしたいところだ。

[写真]競り合う法政大MF青島とルーキーFW望月
(協力 関東大学サッカー連盟/飯嶋玲子)

(取材・文 片岡涼)▼関連リンク
第89回関東大学1部L特集

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