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[関東]慶應義塾大が首位・明治大を撃破!!1-0プラン崩れるも、全員守備で白星勝ち取る

ゲキサカ / 2015年5月4日 8時20分

[関東]慶應義塾大が首位・明治大を撃破!!1-0プラン崩れるも、全員守備で白星勝ち取る

[5.3 関東大学1部リーグ・第6節 明治大1-2慶應義塾大 青木町]

 JR東日本カップ2015 第89回関東大学リーグ戦1部の第6節が3日に各地で行われた。第2試合では首位明治大と4位慶應義塾大が対戦。慶應義塾大が2-1の逆転勝利を果たし、4戦ぶりの勝ち点3を手にすると2位へ順位を上げた。一方の明治大は、これで3戦勝ち無し。首位から4位へ後退している。

 明治大は全日本大学選抜DF山越康平(4年=矢板中央高)が右膝半月板を痛めている影響で不在。慶應義塾大は開幕から左足首捻挫で離脱していた主将のDF久保飛翔(4年=済美高)がようやく練習へ復帰するも、2日前の練習でシュートが頭へ当たり脳震盪。来季ファジアーノ岡山入りの内定しているDFは、大事を取る形で欠場した。

 互いに試合前のプランは1-0での勝利。なかでも慶應義塾大は、ラスト15分で勝負をかけるまでは、「中を固めて、素早くカウンター」というプランだったという。結果的に前半を終えて1-1と双方の思惑は崩れたが、それでも最後に笑ったのは慶應義塾大だった。須田芳正監督は「明治さんの10番(和泉)と11番(藤本)はトップクラス。裏への抜け出しは脅威。差波くんのパスも、SBのオーバーラップも全てがトップクラス。だからこそ攻めさせた」と振り返る。

 立ち上がりから攻め込む明治大だが、何かが噛み合わない。バイタルエリアまでボールをつけるも最後の精度を欠き、ゴールネットは揺らせない。細かくボールを動かすものの、慶大守備陣へ跳ね返され、守備で終われなかった。一方の慶應義塾大は、5バック気味での守備を徹底。左足首を痛めるDF宮地元貴(3年=東京Vユース)とDF望月大知(3年=静岡学園高)を中心に身体を張った。

 それでも試合は前半から動いた。前半27分、左サイド遠目の位置からのFK、MF端山豪(4年=東京Vユース)が蹴り込んだボールを最後は望月がヘディングシュート。惜しくもポスト左へ外れる。すると直後に明治大がセットプレーを獲得。左CKからMF差波優人(4年=青森山田高)が蹴り込んだボール。最後はPA内正面のMF柴戸海(2年=市立船橋高)が叩き込んだ。明治大が1-0と先制に成功した。

 追いつきたい慶應義塾大だが、焦りはみせない。無理に人数をかけることはせず。セットプレーでチャンスをみせた。前半32分にはPA外右から端山のFK、ゴール前へ飛び込んできた宮地が豪快なボレーを蹴り込むも、クロスバー上へ外れる。その後は互いに熱くなり、レフェリーに止められる一幕も。中盤から激しいボールの奪い合いが続いた。

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