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[総体]新生・滝川二が神戸弘陵に4発逆転勝ち!地元開催の全国総体出場権獲得!!:兵庫

ゲキサカ / 2015年6月9日 17時12分

[総体]新生・滝川二が神戸弘陵に4発逆転勝ち!地元開催の全国総体出場権獲得!!:兵庫

[6.5 全国高校総体兵庫県予選準決勝 神戸弘陵高 1-4 滝川二高 アスパ五色メイングラウンド]
 
 今夏兵庫県内で開催される平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技への出場権2枠を懸けた兵庫県予選の準決勝が5日に行われ、2年連続の全国総体出場を狙った神戸弘陵高と2年ぶりの全国を目指す滝川二高との一戦は、滝川二が4-1で逆転勝ち。滝川二は、同じく準決勝で神戸高に勝利した三田学園高とともに、開催地代表として全国総体に出場することが決まった。

「前半から飛ばして。代わりの選手もいっぱいいるから前からしっかり行こうといっていた」。ゲーム主将のMF田中聖也(3年)がそう振り返ったように、滝川二は高いディフェンスラインから前線の選手がフルスロットルでのハイプレスを敢行。FW横浪直弥(3年)が鋭いプレスから相手のキックをチャージしたほか、それを掻い潜ってボールを縦に入れた神戸弘陵の攻撃を右SB谷田想太朗(3年)が高い位置でインターセプトするなど、序盤からアグレッシブなサッカーを展開する。

 一方の神戸弘陵も最前線のFWベハラノ・ナオキ(3年)から連動した守備で滝川二にチャンスをつくらせない。そして、攻撃ではキープ力に長けた10番MF入谷子龍(3年)とMF下山祥志(3年)のコンビネーションで相手DFを外して大きな展開を入れるなど、サイドの深い位置までボールを運んでクロスまで持ち込もうとする。互いに気持ちの入った試合は不用意なミスもなく0-0のまま進んだが、25分に神戸弘陵が先制した。右サイドから斜めにボールを運んだMF谷後滉人(2年)のスルーパスでベハラノが完全に抜け出し、GKとの1対1から右足シュートをゴールへ流し込んだ。

 だが、1年時から滝川二の主力を担うMF持井響太(2年)が「先制されても、自分たちのサッカーをすれば勝てると思っていた。焦る必要はなかったし、焦ってはいなかったです」という滝川二はすぐに奪い返す。29分、右スローインから右サイドの深い位置でボールを受けた田中が中央へ持ち出し、インターセプトしようとしたDFを足先のコントロールでかわして中央へ。カバーに入ったDFと入れ替わるように出されたラストパスをファーサイドでフリーの持井が左足でゴールへ流し込んだ。

「インターハイは2試合目と3試合目が怪我で出れなくて準々決勝も5分しか出れなくてチームに迷惑をかけていた。きょう出れて、少し貢献できたので良かった」という持井の同点弾。さらに滝川二は34分、田中のインターセプトからボールを受けたMF結城達磨(3年)が間髪入れずにミドルレンジから右足を振りぬく。決して強い当たりではなかったが、コースを突いた一撃がゴール左隅へ吸い込まれて2-1となった。

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