[総体]新生・滝川二が神戸弘陵に4発逆転勝ち!地元開催の全国総体出場権獲得!!:兵庫
ゲキサカ / 2015年6月9日 17時12分
その後も田中がカットインからポスト直撃のシュートを放つなど攻める滝川二は後半3分、谷田のラストパスを田中が決めて3-1。さらに10分には横浪がファインゴールを決めて3点差とした。思うような攻撃ができなかった神戸弘陵もFW河田奨平(3年)がクロスバー直撃のシュートを放つなど反撃したが、滝川二は交代出場したDF福本寛将主将(3年)や田中を中心とした全員サッカーで全国切符を勝ち取った。
就任1年目の滝川二・松岡徹監督は「一体となって上手くはないですけど、良く走った。勢いと運があったというのが正直なところです」と微笑。松岡監督がBチームを指導していた頃から、相手のSBに強いプレッシャーを入れることなど取り組んできたことが大一番で発揮されたが、指揮官はまだまだ精度、技術の向上が必要と指摘する。課題は多いが、松岡監督からの声がけで選手たちは奮い立っていた部分があった。滝川二は新人戦準決勝で三田学園に0-3で完敗。現3年生のみで戦った試合は名門にとって屈辱的な敗戦となった。この日の準決勝で神戸弘陵に勝てば、決勝で三田学園に雪辱するチャンスが生まれてくる。「その時は3年生だけでもう1回行く」という指揮官からのメッセージ。田中は「決勝に向けてということを考えていた。新人戦で三田学園に0-3で負けていたので、これ(準決勝)は通過点として頑張って行こうと考えていました」。もちろん、勝てば全国大会に出場することができる。だが選手たちは、それ以上に悔しい敗戦を喫した相手に雪辱することを考えていた。そして見事に勝利して雪辱のチャンスを勝ち取った。
毎年恒例でチームの一文字を掲げている滝川二の今年の一文字は「祭」。全国出場を決めた試合後は松岡監督が指摘している中でも選手たちは笑顔だったという。「雰囲気のところは良くとればいいんですけど・・・・・・」と苦笑するが、普段から明るいムードを持つチームは決勝で三田学園に雪辱し、自慢の運動量と勢いを持って全国でも大暴れするつもりだ。田中は「入学前から兵庫インターハイということを松岡先生から聞いていた。まだインターハイで優勝したことがないので、兵庫インターハイで滝二が初優勝するということをしたい」。地元開催の全国総体で名門にかかる期待は大きいだろうが、10年度の全国選手権に続く頂点へ全員で挑戦する。
[写真]前半34分、勝ち越しゴールを決めた滝川二・結城(中央)が喜びを爆発
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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