[総体]桃山学院が関大北陽退け、大阪決勝L首位浮上!
ゲキサカ / 2015年6月7日 10時37分
[6.6 全国高校総体大阪府予選決勝L第2節 桃山学院高 2-1 関大北陽高 J-GREEN堺]
6日、平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技(兵庫)への出場2枠を懸けた大阪府予選は決勝リーグ第2節を行い、桃山学院高が関大北陽高に2-1で勝利。2連勝の桃山学院は首位へ浮上した。
11年に大阪1位として全国総体に出場している桃山学院は大阪府1部リーグでも首位の実力派。一方、関大北陽は前身の北陽高時代に全国高校選手権と全国高校総体で1度ずつ優勝している伝統校だ。ともにプリンスリーグ関西勢を下すなど勝ち上がって決勝リーグ進出を果たし、桃山学院はその初戦で大阪桐蔭高を1-0撃破。関大北陽は履正社高に0-2で敗れたものの、桃山学院に勝てば全国への可能性が広がるだけに、この試合では勝ち点3を狙って勢いのあるサッカーを見せた。
試合は前半13分に桃山学院がスーパーゴールでリードを奪う。左サイドから一度後方に落としたボールを右SB丹羽将太郎(3年)が右足でPAに入れると、走り込んだFW桑田青空(3年)が巧みに胸でコントロールしてから体勢を立て直して右足でコントロールショット。前目のポジションをとっていたGKは反応することができず、ゴールへと吸い込まれた。鮮やかな一撃でリードを奪った桃山学院だが、前節・大阪桐蔭戦でスペースを消して守り勝ったサッカーから「上手いこと切り替えができていなかった」(堀佳津之監督)。狙いとした形ではなく、やや後ろに重いサッカーになってしまった桃山学院に対し、10番MF山下大貴(2年)をはじめ、左MF西田恵(3年)、FW田之脇強史(2年)とアタッカー陣にタレント揃う関大北陽のパスワークと突破にやや押し込まれる展開となった。
関大北陽は17分に西田が獲得したFKから山下が右足を振りぬき、23分には山下の右FKからMF深田竜大(2年)がクロスバー直撃のヘディングシュート。33分には田之脇の突破から山下が強烈な右足シュートを放ち、34分にもMF藤原陸(2年)のパスから山下が放った右足シュートがクロスバーを叩く。一方の桃山学院も堀監督が「悪いなりにゲームをつくっていくこともトレーニングをしてきた。悪いなりにスペースを埋めたり、悪いなりに攻めさせて取りどころを決めたりしていた」と説明したようにハードワークをベースとしたチームの守備が崩れることはなく、セットプレーやサイド攻撃からチャンスをつくり返す。22分に左サイドから仕掛けた桑田青が右足シュート。また30分には10番MF鈴木圭太(3年)の左FKをファーサイドの桑田青が折り返し、最後はMF谷口諒(3年)が決定的なヘディングシュートを放つ。
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