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[総体]市立浦和との強豪対決で5発!浦和東が2年連続全国へあと1勝!:埼玉

ゲキサカ / 2015年6月18日 23時16分

[総体]市立浦和との強豪対決で5発!浦和東が2年連続全国へあと1勝!:埼玉

[6.14 全国高校総体埼玉県予選準々決勝 市立浦和高 1-5 浦和東高 昌平高G]

 平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技埼玉県予選準々決勝が14日に行われ、2年連続9回目の全国総体出場を目指す浦和東高と5年ぶり11回目の全国総体出場を狙う市立浦和高との強豪対決は浦和東が5-1で快勝した。浦和東は20日の準決勝で西武台高と対戦。勝てば全国総体出場が決まる。

 強豪対決は戦前の予想に反して大差がついた。「(快勝は)予想していなかったです。出来すぎなくらい点を取れて」という浦和東の鈴木豊監督が「生徒たちが良く動いてくれました。連戦で、昨日もタフな試合をやっている。そういう意味でも良くやってくれた」と目を細める内容。5月の県1部リーグでは2分3敗と結果の出ていなかった浦和東だが、苦しい時期もブレずに積み上げてきたことが表現できるようになってきている。

 今年の浦和東は全体的に小粒だ。だが、指揮官が「サッカーを変えていくっていうか、いろいろなことに柔軟にやっていかないといけないなということでスタートしている」というチームはFW境田悠史(3年)とFW菅貴彰(3年)の2トップ、右MF中荒井利公(3年)、左MF松本巧(3年)のSHたちが引いて入って、開いて絞って、と連動しながら多彩な攻撃を展開。注目レフティー、MF望月海渡(3年)の存在もあって得意の地上戦に加えて、ロングボールを交えて相手の背後を取る攻撃も武器と言えるものになっている。相手の守りを見ながら判断よく攻める攻撃。5月は最後の1本が通らずに結果が出なかったが「勝てなかった中でブレずに取り組んできた」(鈴木監督)という成果が今大会の4戦13発という結果につながっている。

 その浦和東は前半11分、菅がドリブルで運んでから中央のMF近藤拓海(3年)が左前方へスルーパス。これを松本が左足で蹴り込んで先制点を奪う。その後もバイタルエリアでの連動した仕掛けで何度もチャンスを作り出す浦和東は20分にも左CKをファーサイドで折り返し、松本がクロスバー直撃のシュート。31分には中荒井の突破から境田が決定機を迎えた。

 GK斎藤滉(3年)の立て続けの好守などでピンチを凌いだ市立浦和も反撃。キープ力の高い10番MF家根谷優斗(3年)を軸に右FW瓜生遼馬主将(3年)、左FW谷古宇瑞樹(3年)の突破力を活かしたサイド攻撃でゴールへ迫る。また、したたかに相手の隙を狙うFW茂木奎太(3年)の存在も浦和東守備陣を悩ませた。15分には茂木がドリブルから左足シュート。26分にはMF日高達也(3年)の左FKをCB松岡健雄(3年)が頭で叩きつけるが、1バウンドしたボールはクロスバーの上方へ外れた。

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