1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[ユニバ]金メダル目指す神川監督、「自立」が優勝の鍵と語る

ゲキサカ / 2015年7月1日 22時42分

 FW登録の3選手、FW呉屋大翔(関西学院大4年=流通経済大柏高)、FW澤上竜二(大阪体育大4年=飛龍高)、FW岡佳樹(桃山学院大3年=東山高)は全員が関西学生リーグに所属している。呉屋と澤上について、「所属元や選抜で単純に点を取ってきた」と話すも、岡については「議論した中で彼に決まった」とも明かした。

 2列目には得点力の高いMFが控えていることもあり、FW登録のラスト1枠について、なくてもいいのではという意見もあったという。しかし、「手詰まり感がいっぱいになったとき、もう一人打開できる奴がいたほうがいいんじゃないか。何か特徴を持っている選手が必要だろうとなった。そのなかでも高さに注目しました。岡は高さもあって足も速い。ボールも収まる」。その結果、岡が選出された。

 ユニバーシアード競技大会は過密日程で行われる。グループリーグの3試合は6日間での3連戦。決勝まで勝ち上がった場合には12日間で6試合を戦い抜くことになる。指揮官はターンオーバーで戦うことを明言。「常に交代させながらというイメージ。どのポジションも3パターンくらいを選んでいる。AとBが出たら、B、Cが出て、最後はA、Cが出てと回せるようにはしている。理想はグループリーグでは全員が試合に出て突破するのが理想。どう回していくかのイメージはある」

 そんななかで課題に挙げたのはセットプレーだ。具体的には「キッカーとアイディアの問題」という。実際に御殿場での直前合宿では、練習の多くの時間をセットプレー練習に割いていた。「所属元で直接FKを決めている選手がほとんどいない。MF端山豪(慶應義塾大4年=東京Vユース)が一番キックは上手いと思っているんですけど、端山も慶應義塾大で直接決めているのを見たことがあるかといわれると、ほぼないですね。全国を隈なく見ていますけど、実はFKのスペシャリストは今の4年生の学年はいない」

「流通経済大のMF森保圭悟(流通経済大4年=広島ユース)なども上手いけれど、所属元でレギュラーではなかった。それと、MF差波優人(明治大4年=青森山田高)ですね。その期待をもって、彼も選抜へ呼んでいたが、他のプレーのところで他の選手との違いを出せなかったので、あえなくバックアップになってしまった。彼のセットプレーには僕はものすごく期待していました。そこは端山と入れ替わったというのが事実」

「端山は慶應の前期リーグで、ものすごいアシストをしていたんです。それを見ていたので。なかでも駒澤大戦でみせたアシストはすごいキックだった。彼を選んだ理由はそこですね。最後の部分で違いを出してほしいなと。彼の場合は、出来ていない部分や代表チームに選ばれる上での至っていない部分や、なければいけない部分が達していないところもある。そういう部分に目をつぶってでも、そこを取ったという感じです」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください