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[U-16インターナショナルドリームカップ]強敵・フランスを3発撃破!!「戦う集団」U-16日本代表が全勝V!!

ゲキサカ / 2015年6月30日 21時26分

[U-16インターナショナルドリームカップ]強敵・フランスを3発撃破!!「戦う集団」U-16日本代表が全勝V!!

[6.28 U-16インターナショナルドリームカップ第3節 U-16日本代表 3-1 U-16フランス代表 金鳥スタ]

 U-16日本代表、U-16フランス代表、U-16チリ代表、U-16コスタリカ代表の4チームがリーグ戦(総当たり1回戦)で優勝を争ったU-16インターナショナルドリームカップ2015JAPAN Presented by JFAは28日、リーグ戦最終節を行った。2戦2勝で首位の日本は2位・フランスと対戦。勝つか、PK戦に突入した時点で優勝の決まる日本は後半にFW中島元彦(C大阪U-18)、FW中村駿太(柏U-18)、MF齊藤未月(湘南ユース)がゴールを決めて3-1で勝ち、今年新設された大会で全勝Vを果たした。なお、大会MVPには日本のCB橋岡大樹(浦和ユース)が選出されている。

 フランスは間違いなく強敵だった。196cmの超大型CBダン・サガドゥー(パリSG)をはじめ、MFブバカリー・スマレ(パリSG)、MFミカエル・キュイザンス(ナンシー)ら実力者がズラリ。前半は相手のCB2枚の壁を攻略できず、中盤のトライアングルを軸としたパスワークからなかなかボールを奪うことができなかった。それでも戦う姿勢を前面に出した日本は相手の攻撃を跳ね返し、後半の3発によって勝利。森山佳郎監督は「『戦う集団』になってくれたというところですね。それぞれ大陸の違うサッカー大国。ワールドカップでこのグループに入ったら結構厳しいぞというグループだったと思うんですけど、ホームとは言え、選手たちがこういう経験を得て、本気で戦えば全然物怖じすることはない、世界の強豪相手にも互角に戦えるという手ごたえは掴んだと思う」と戦い抜いて優勝を果たした選手たちに目を細めていた。

 4-4-2システムを組んだ日本の先発はGK大迫敬介(広島ユース)。4バックは右から吉田歩未(市立船橋高)、橋岡、西山大雅(横浜FMユース)、田中康介(京都U-18)。中盤はゲーム主将の伊藤洋輝(磐田U-18)と齊藤のダブルボランチで右MFが藤本寛也(東京Vユース)、左MFが品田愛斗(F東京U-18)。2トップは加藤拓己(山梨学院高)と中村が務めた。

 前半は非常に拮抗した展開。日本は球際での勝負で劣ることが多かったが、それでも8分にPAへ縦に持ち込んだ中村が左足シュートを放ち、18分には中盤でのインターセプトから左サイドへ繋ぐと、田中のグラウンダークロスで抜け出した加藤が決定的な右足シュートを放つ。フランスも23分に右アーリークロスから決定機をつくり、32分には右サイドからのサイドチェンジで日本の背後を取って、最後はFWアドリアン・フロリー(サンテティエンヌ)が右足を振りぬく。だが日本は橋岡がこのシュートに対して頭からボールへ突っ込んでクリア。フランスに平均身長で約6cm劣る日本は特に高さ、強さで苦戦を強いられたものの、加藤や中村がDFに体を入れられても執拗にボールを追い続けていたほか、ボールを失いかけながらも強引に奪い返した齊藤が力強く前進して会場を沸かし、最終ラインでは橋岡が気迫のプレーで相手の攻撃を跳ね返していく。

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