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難敵相手に完封で手応え、DF岩波「こういう経験が大事」

ゲキサカ / 2015年7月2日 7時15分

難敵相手に完封で手応え、DF岩波「こういう経験が大事」

[7.1 国際親善試合 U-22日本 2-0 U-22コスタリカ ユアスタ]

 手応えつかむ一戦に白い歯を見せた。DF植田直通(鹿島)と長年CBのコンビを組むDF岩波拓也(神戸)は、「チームとしても、個人的にも納得できる試合だった」と2-0で完封勝利した試合を振り返った。

 コスタリカは決して楽な相手ではなかった。FIFAランクは日本の52位に対して14位。この日対戦したU-22代表は身体能力の高さを示すだけでなく、細かくパスをつないで日本の守備網を突破しようとしてきた。そして、攻撃の基準点となる1トップのFWマイロン・ジョルジを監視したのが植田と岩波だった。

「映像で確認していましたが、9番(ジョルジ)のところで基点を作られないように常に意識していました。9番に勝てた部分もあったし、ファウルで止められる部分もありました。相手のカウンターになったときにファウルで止めることも、アジアを戦い抜く上では大事になると思うので、そういう部分も意識しながらできたと思います」

 手倉森ジャパンは、昨年9月のアジア大会ではイラク(●1-3)や韓国(●0-1)という難敵と対戦して敗れた。しかし、その後はタイ、バングラデシュ、シンガポール、ミャンマーと親善試合を行い、今年3月のリオ五輪アジア1次予選ではマカオ、ベトナム、マレーシアと対戦。アジア大会後は格下と呼べるチームとの対戦が続いていた。だからこそ、コスタリカとの歯ごたえのある試合で結果を残せたことに岩波も納得の表情を見せている。

「この相手に勝てれば相当な自信を得られると個人的にも感じていました。アジア以外の国とやるのは初めてだったので、良い経験になりましたし、無失点で勝ち切れたのは大きいです。こういう試合を経験するのが大事だと思うし、チームとしても、個人的にも納得できる試合だった。楽しめた90分でした」

 来年1月に開催されるリオ五輪アジア最終予選は半年後に迫っている。「今日の試合も完璧とは呼べませんが、自分たちがつかんだものを整理して個人個人がレベルアップできれば、崩れないチームになると思う」。この日つかんだ自信を揺るぎないものとするために、岩波は神戸でさらなるレベルアップを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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