C大阪DF椋原、久々先発出場も「これは予想していなかった」

[7.8 J2第22節 横浜FC 0-0 C大阪 ニッパ球]

　第15節以来となる先発出場となった。出場停止のMF酒本憲幸に代わり、スターティングメンバーに名を連ねたセレッソ大阪DF椋原健太は右サイドで上下動を続けた。

　序盤から高い位置を取り、ボールを呼び込んではクロスを供給。椋原自身も「前半は良いサッカーができていたと思います。クロスからチャンスも作れていたので」と手応えを口にしたが、後半は思うようなプレーができなくなってしまう。

　その原因が前半途中から雨脚を強めた雨だった。ピッチには水たまりができる箇所もあり、ボール場面が目立つように。これには椋原も「ここまで雨が降って、水が溜まるとは予想していませんでした」と苦笑するしかなかった。

　後半も試合は動かずにスコアレスドローに終わった。だからこそ、「前半に決め切れていれば試合が終わったと思う」と前半に得点できなかったことを悔いた。

　久し振りの先発出場に「雨の影響もありましたが、結果を残せなかったので」と声を落としつつも、「またチャンスをもらえたら自分のプレーをしっかりできるように、良い準備をしていきたい」と視線を上に向けた。

(取材・文　折戸岳彦)▼関連リンク
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