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[プリンスリーグ九州]「勇気を出して」逆転勝利!筑陽学園が福岡U-18破り、最下位脱出!

ゲキサカ / 2015年7月11日 22時38分

[プリンスリーグ九州]「勇気を出して」逆転勝利!筑陽学園が福岡U-18破り、最下位脱出!

[7.11 高円宮杯プリンスリーグ九州第10節 福岡U-18 1-2 筑陽学園高 福岡県営春日公園球技場]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プリンスリーグ九州は11日に第10節を行い、アビスパ福岡U-18(福岡)と筑陽学園高(福岡)が対戦。筑陽学園が2-1で勝利し、順位を最下位から8位へ上げた。

 試合は開始早々に動いた。筑陽学園はキックオフのボールを素早く前線に運ぶと、ゴール前に飛び出したFW過能大貴が決めて前半1分に先制した。筑陽学園は幸先の良いスタートを切ったものの、以降は「ボールに行けなかった。ここまで失点が多かったので、『まずは失点をゼロにしたいね』と子どもたちと話していたのを“下がることが大事”と受け取ってしまって、チャレンジ出来なかった」(青柳良久監督)と守備ラインが下がりすぎたため、ボールが奪えず主導権は福岡U-18に。福岡U-18は13分に中盤でのテンポの良いパス回しから、右サイドを駆け上がったDF棚倉大和に繋ぐと、フォローに入ったMF稗田圭吾を経由し、PA中央のMF田中虎之介がゴール左隅を狙った。

 このシュートは枠を捕えることができなかったが、福岡U-18はその後も最終ラインでのパス回しからサイド突破を引き出し、チャンスを演出した。18分、稗田のロングシュートはDFに阻まれたが、こぼれ球を拾って二次攻撃を展開。そして左サイドのDF宮崎竜希がゴール前に入れたクロスを稗田が頭で合わせる。これは筑陽学園GK木下歓彦の好セーブによってCKとなったものの、このCKを稗田がゴール前に入れると、U-18日本代表MF冨安健洋がヘディングで叩き込み、試合は振り出しとなった。福岡U-18は29分にも、MF末松拓馬のクサビを受けた田中が後方にボールを落とし、稗田がシュート。DFに当たったボールがゴール左隅に向かったが、左ポストをかすめて逆転とはならなかった

 先制点を活かせず、流れを福岡U-18に持って行かれた筑陽学園。青柳監督がハーフタイムに選手たちにかけた言葉は、「簡単に言えば、『勇気を持って頑張れ』ということだけ」だったように、状況が好転するかどうかは選手たちの気持ち次第だった。「後半は前から奪いに行こうと選手同士で声を掛け合った」とDF青松秀悟が振り返ったように、後半は出だしから積極的に奪いに行くチャレンジが機能。4分には右サイド高い位置でのスローインを受けたMF大原一浩がFW田渕冬也との連係から、シュート。8分にはGK木下のキックが相手DFの背後に抜け、過能がボレーで合わせたがともに枠を捕えることができず。チャンスを決めきることが出来なかったものの、連続して決定機を迎えたことでチームのムードが上向きになっていく。

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