[クラブユース選手権U-18]ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2015年7月16日 13時51分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『クラセン注目の11傑』」
総体、選手権でも人気企画となっているユース取材陣が推薦する大会注目プレーヤー特集。7月22日に開幕する第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目選手を「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第2回は、Jリーグ、年代別日本代表からユース、少年サッカー、自衛隊サッカーまで広く、深く取材活動を続ける平野貴也氏による11名です。
「今回も各チームから1名を条件に選出させてもらいました。ここで紹介させてもらった11人は下級生の頃から注目していた選手が多いのですが、クラブユースは毎年、様々な面で選手の発見がある大会です。対戦相手との戦いだけでなく、前橋の酷暑や連戦による疲労との戦いがあり、選手は『苦しいときに何ができるのか』を問われます。その中でもファイトできる選手、プレーの質を落とさずに安定感を保てる選手、仲間の力を引き上げられる選手がいなければ勝ち残ることは、できません。クラブユースは技術レベルの高い選手が豊富ですが、そうした点でタフさも兼ね備えた選手と出会えることを楽しみにしています。ここに挙げた11名以外にも注目選手がいますし、また下級生を筆頭に新たな発見にも期待しています」(平野貴也氏)
以下、平野貴也氏による注目11人
GK加藤有輝(大宮ユース)
「2種登録されたトップチームで練習に参加して以来、得意のシュートストップに磨きをかけているU-18日本代表候補。試合の流れを変えるビッグセーバーだ」
DF渡辺拓也(F東京U-18)
「U-18日本代表の柳貴博とともにゴール前の門番となるストッパー。空中戦に強いだけでなく、陸上短距離選手の兄から走り方を教わるなどして磨いたスピードも武器」
DF吹ヶ徳喜(名古屋U18)
「スピードと強さを兼ね備え、U-12時代から左DFのスペシャリストとして成長中。攻撃力が武器だが、逆サイドからのクロスへの対応など守備面も向上している」
DF加藤威吹樹(広島ユース)
「3バックの一角を務める主将。双子の弟でFWの陸次樹とともに攻守の核としてチームをけん引する。打点の高いヘディングは、守備時だけでなくセットプレーでも武器となる」
MF岩田智輝(大分U-18)
「豊富な運動量で相手ボールを追い、奪い、前に出ていく。献身性の高い、守備のマルチロール。2種登録されているトップチームではSBだが、ボランチ、CBもこなす」
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