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[クラブユース選手権]6年ぶりの出場で嬉しい初白星!元Jリーガー、羽地監督率いる徳島ユースが好スタート

ゲキサカ / 2015年7月22日 21時10分

[クラブユース選手権]6年ぶりの出場で嬉しい初白星!元Jリーガー、羽地監督率いる徳島ユースが好スタート

[7.22 日本クラブユース選手権(U-18)大会GS第1節 徳島ユース 1-0 富山U-18 下増田]

 22日、ユース年代のクラブチーム日本一を決める第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会が開幕し、Bグループでは徳島ヴォルティスユース(四国、徳島)とカターレ富山U-18(北信越2、富山)が対戦。前半20分にFW長野諒が挙げた1点によって徳島が1-0で勝利した。

 C大阪や徳島などでプレーした元Jリーガーの羽地登志晃氏が今季から監督に就任し、新たなスタートを切った徳島が、6年ぶり2回目の夏の晴れ舞台で嬉しい初白星を飾った。

 序盤、試合の主導権を握ったのは富山。「出し惜しみする程の力もないので、選手たちには最初から飛ばしていけよと伝えていた」(東保成監督)との言葉通り、序盤から主将のFW高橋大樹らを中心に攻撃のギアを入れると、パス交換からMF片岡優弥、MF野末武凱の両サイドを活用し、チャンスを作った。15分には中央でボールを持った片岡が前線にクサビのパスを展開。受けた高橋がダイレクトで右のスペースに落とし、MF大﨑樹がフリーで抜け出してシュートを狙ったが、相手DFをかすめて枠の左に逸れた。

 押し気味で試合を進めた富山だったが、東監督が「選手たちには緊張があって、狙うサッカーが出きていなかった。プレーを選択するまでの遅く、テンポが無かった」と振り返ったように、時間経過と共に勢いが落ちていく。自陣でのパス交換が遅れた隙を狙われる場面が増え始めると、20分にはDF陣のクリアミスが徳島のFW長野の下へ。そのまま、長野がゴール前に仕掛けた所を富山DFがファウルで倒してしまい、PKを与えると、これを決められて先制点を献上してしまう。以降は両者、3-4-2-1システムを採用し、がっぷり四つで組み合ったため、中盤での奪い合いが増加。ともにゴール前まで持ち込む場面が減り、「やられた感じもしないし、何かやった気もしない」(東監督)という前半を終えた。

 後半に入ってからは、気温36度を超す暑さのため、両チームの足が止まり始め、よりこう着した状態が続いた。先に動いたのは富山。「ボールを動かす、いつも通りのサッカーがやりたい」(東監督)というメッセージを込めて、後半9分に投入したMF向川巧海とFW桶川陽永を皮切りに、積極的に交代カードを活用。足下の技術に長けたDF放地駿、MF水口展汰が入ったことでボール回しが円滑になり、FW樋川らの突破力が活き始めた。21分には樋川が左サイドでのドリブルで相手3人をかわして、PAにパスを入れたが、DFに阻まれゴールとはならず。30分には水口がインターセプトから中央を持ち上がり、右の向川へとパスを展開。素早く中央に折り返したが、走り込んだ味方と噛み合わない。

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