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[クラブユース選手権(U-18)]大宮ユースが2戦連続4発!過去最高タイの4強入りも、視線はその先「ニッパツで2試合勝って優勝します!」

ゲキサカ / 2015年7月29日 20時31分

[クラブユース選手権(U-18)]大宮ユースが2戦連続4発!過去最高タイの4強入りも、視線はその先「ニッパツで2試合勝って優勝します!」

[7.28 日本クラブユース選手権(U-18)大会準々決勝 大宮ユース 4-0 札幌U-18 県立敷島]

 第39回日本クラブユース選手権(U-18)大会は28日、準々決勝を行い、プレミアリーグEAST勢対決となった大宮アルディージャユース(埼玉)対コンサドーレ札幌U-18(北海道)戦は大宮が4-0で快勝。05年大会以来、2度目となる準決勝進出を果たした。大宮は30日の準決勝(ニッパ球)で千葉U-18と戦う。

 決勝トーナメントはこれで2試合連続4ゴール。大宮はジュニアユース時代に2度全国決勝まで勝ち上がっている期待の世代が、堂々の勝ちっぷりで4強入りを決めた。前半は互いに相手ボールを奪うとポゼッションして保持する時間を長くする展開。札幌の方がよりシュートへの意識が高いように映った。そのなかで20分、大宮はミスを突かれて札幌FW徳田勘太(3年)に抜け出されてしまう。徳田はU-18日本代表候補GK加藤有輝(3年)をかわしたものの、右SB古谷優気(3年)にカバーされてシュートを打ち切れず、フォローしたMF高嶺朋樹(3年)の左足シュートは惜しくも枠の右外へ外れた。逆に大宮は29分、インターセプトしたMF長谷川元希(2年)がMF藤沼拓夢(3年)とスイッチ。最後は藤沼から再びボールを受けた長谷川の右足シュートがゴールを襲った。

 大宮はボールを握った際はほぼ2タッチ、3タッチで左右へ振り分け、縦パスも狙うMF山田陸(2年)中心にボールを動かし続けていた。スピードアップするようなシーンはわずかだったが、2度目の飲水タイムを終えた直後、「結構、札幌が内側締めてきていたので外が空きやすかった」という右MF松崎快(3年)が右サイドからドリブルで仕掛けて札幌の守りに穴を開ける。この1プレーのあと、明らかにギアを上げた大宮は34分、藤沼が仕掛けて獲得した左FKを長谷川が蹴り込む。これをCB北西真之(2年)がヘディングシュートでゴール左隅へ沈めて先制点を奪った。「飲水タイム直後にパワーをかける」という大宮狙い通りの先制点。伊藤彰監督も「切り替えのところだけは意識させていた。給水後のところでパワーかけていくというところは彼らが体現してくれた」と納得の攻撃でリードした大宮は一気に札幌を飲み込んでいく。

 38分には左サイドから中央へ仕掛けたFW川田拳登(3年)が強烈な右足シュート。このこぼれ球を拾った松崎がDFを外して左足シュートをゴールへ突き刺した。2-0とした大宮はさらに40分、左タッチライン際でボールを持ったU-18日本代表MF黒川淳史(3年)がループパス。これを受けた左SB朝妻佑斗(3年)が思い切りよく右足を振りぬくと、強烈なスピンのかかった一撃が逆サイドのゴールを破り、あっという間に3点差となった。

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