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[クラブユース選手権(U-18)]大宮ユースが2戦連続4発!過去最高タイの4強入りも、視線はその先「ニッパツで2試合勝って優勝します!」

ゲキサカ / 2015年7月29日 20時31分

 札幌も後半、U-17日本代表FW菅大輝(2年)の左足シュートや右SB按田頼(3年)のヘディングシュートなどで反撃。だが、川田が放ったポスト直撃の右足ミドルなどで攻める大宮は27分、松崎が中央の川田へ預けると、左前方へ出されたスルーパスに反応する。これを松崎が左足で逆サイドのゴールネットへ決めて勝負の行方を決定づけた。大宮自慢の攻撃陣は今大会、1トップの川田と黒川、松崎、藤沼、長谷川というと2列目の4選手が万遍なくゴールを奪っている。伊藤監督は先に得点された際にも同じように攻撃できるかという点などを指摘した一方、「暑さもある。相手が暑くて動けなくて、自分たちがボール握っている分、前でパワー使えているというのは夏場のゲームには欠かせないことだと思います」と得点量産について笑みを見せる。またポゼッションで相手を上回りながら、試合終盤でもペースが落ちないチームについて指揮官は、ベンチに控えるMF高柳拓弥(3年)やFW小柏剛(2年)と言った「変わらない力を持っている」選手が控えている強みを口にしていた。

 強さを見せつけて勝利した大宮だが、特に前方に位置する5選手への信頼感は厚い。年代別日本代表の黒川や川田をはじめ、高い技術と連動性、決定力も兼備している5人。朝妻は「前のヤツらはヤバいです。前のヤツらがいるからこそ、自分らがあるんで。自分たち(主力組)が1失点で来ているのは、前のヤツらが回してくれているから。自分たちが守っている訳ではない。回していれば取られないので助けられている」と口にし、松崎は「相手がキツい時間帯に自分たちが行けたり、相手が疲れてグダッとしたときに自分たちがしっかりギア入れてショートコンビネーションとかで前の5人崩せるので、そういう部分でこの大会はいい感じでできていると思います」と思い通りの試合へ持ち込めていることを明かした。目標は過去最高タイの4強入りではなく、頂点。松崎は「ここまで来たし、予選(グループステージ)から強い相手とやって勢いもついている。(準決勝、決勝の行われる)ニッパツ(三ツ沢球技場)で2試合勝って優勝します」と力を込めた。

[写真]前半34分、大宮ユースはDF北西(16番)が先制ヘッド

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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