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[ミズノカップU-18IN熊本]九州国際大付が決勝で名東撃破!10周年のミズノカップIN熊本で初優勝!

ゲキサカ / 2015年8月17日 6時45分

 それでも息つく暇なく攻め続けて名東に攻め返させなかった九国大付は後半35分に待望の先制点を奪う。左CK後の混戦から「最後なので思い切り行こうと思った」というCB渋田惇史が個で右中間を突破。そのクロスに田頭とFW安東慎太朗が飛び込み、最後は安東がゴールへ押し込んだ。名東は2点目の失点を回避しながら、同点ゴールを目指すと39分、左ロングスローからゴール前で混戦を迎えるが、九国大付の堅い守備の前にシュートを打ち切ることができない。1点を守りぬいた九国大付が優勝した。

 九国大付は前半途中に交代出場した10番田中が勝負どころを前にベンチへ。指揮官は主力SB瓦林陸に対してもハーフタイムに厳しい言葉を投げかけていた。杉山監督は「決勝だろうが、レギュラーだろうが、3年だろうが、戦わないヤツは外すというメッセージ。切り札として使っているのに勘違いしていてはいけない」という厳しいメッセージを込めた采配でチームを引き締めた。ミズノカップ初優勝を果たしたが、同時に選手たちにとってはより意識を高める決勝となっている。安東は「自分たちは粘り強い守備が得意なチームなので戦える選手じゃないといけない」と語り、水城は「安東のように交代で結果を残してくれている選手もいる。これから選手権に向かう上でチームには競争が必要」と全員でよりチーム力を高めて行くことを誓った。

 今まで以上に戦うチームとして秋、冬のシーズンに臨む九国大付。最大の目標となる選手権予選へ向けて安東は「2年連続でヒガシ(東福岡)に決勝で負けているので、今年こそヒガシ破って全国にいきたいです」と誓い、水城は「(大会序盤は)九国を倒しに死にもの狂いでくるチームが多い。そこを跳ね返して、福岡は準決勝、決勝とレベルが高いので一戦一戦大切に戦っていきたい」。ミズノカップを制した九国大付がその経験を活かして夏の全国王者・東福岡高などが待ち構える選手権予選突破を果たす。 

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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