[MOM1461]宮崎日大FW渡邉亮介(3年)_ポゼッションスタイルのチームにアクセント加えるドリブラー
ゲキサカ / 2015年8月21日 12時59分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.19 UAチャレンジカップ2位リーグ最終節 柏日体高 4-5 宮崎日大高 J-GREEN堺]
大会開幕前の負傷によって「アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER」初日を欠場。2日目の浦和東高戦ではリードされた後半に出場して、突破から決定的なクロスも放り込んでいたが、チームの勝利に貢献することができなかった。優勝を目指して大会に臨みながら、2位グループの戦いを強いられることになった宮崎日大高。FW渡邉亮介(3年)はチームに迷惑をかけたという思い、そして「何とかやってやろう」という思いを持って臨んだ柏日体高戦で決勝点を奪う。
3点ビハインドを追いついて4-4で迎えた後半29分、宮崎日大はMF牧野翔太のスルーパスで抜け出したMF黒木高旦がシュート。このこぼれ球を渡邉が押し込み決勝点となった。渡邉は「(牧野)翔太がいい感じで前向いてパスが出る体勢だったので、ファーストアクションでDFの裏に走り出したんですけどタイミング合わなくて来なかった。でもセカンドアクションで黒木高旦がシュートにまで行ってくれて、高旦がシュート打つ体勢だったので『こぼれてくるかな』と思って詰めたら本当にこぼれてきて、ラッキーでした」。このゴールが撃ち合いを制す貴重な決勝点となった。
技術の高い中盤の選手たちを中心としたポゼッションスタイルが宮崎日大の特長。その中で渡邉は「(ポゼッションは)あまり得意じゃない」と苦笑いするが、その突破力がチームにアクセントを加えている。決してスピードがある訳ではないが、相手の逆を取るドリブルで縦へ抜け出して得意の左足から決定的なクロスを供給。この日もドリブルでサイドから押し込んだFWは「そこが持ち味で、(その点を評価して)出してもらえていると思っているので、もっと突破でチャンスメークして得点、アシストを積み上げたい」と語り、さらなる活躍へ意気込んだ。
小学生時代は左SBでドリブルをする機会はほとんどなかったというが、宮崎日大中進学後にポジションがアタッカーへ変更。そこから意識してトレーニングしてきたドリブルが武器になった。本人は右足をより使いこなして、両足のステップをすることでドリブルの幅を広げたいという考え。「ドリブルでガンガン抜きたい」という“野望”を持つ一方で「エゴも大事だけど第一はチームの勝利」と微笑むFWがそのドリブルで試合の流れを変える。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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