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[UAチャレンジカップ]元日本代表MF金田氏が高校生の試合を観戦、スペースではなく足下へ通すパスの重要性を説く

ゲキサカ / 2015年8月22日 16時31分

 また金田氏はパスの出し手が相手ゴールと正対する形ではなく、45度の角度でボールを持つことを勧める。それはゴールと正対してしまうと相手にパスを読まれやすくなってしまうから。またサイドにボールを展開する際にステップを踏み直して体の向きを調整しなければならないからだ。それよりも右利きの選手であれば、ボールを受ける際に右サイドにも左前方にもパスを出せる45度の形をとることをアドバイス。視野の確保についても、「視野の確保なんて正面向かなくても半身のまま首触れば見えるんで、身体の向きを相手に読まれないように突き詰めていかないといけない」と自論を展開し、その精度を上げることを期待した。

 教わったことすべてが上手くいくとは限らない。だがこれまで学んできたことにアレンジを加えることで壁を乗り越える可能性だってある。アドバイスに聞く耳を持って自分なりに実行することが現状からもう一段階上へ行くことにつながるかもしれない。この日、金田氏が「常に狙っているし、スピードあるし、あの子はいいですよ。レベル高い」と評価していた浜名FW鈴木将斗がハーフタイムに元横浜FCの吉武剛氏から教わったボールの受け方を後半早速実行しようとしていた。かつて日本を代表するアタッカーだった金田氏の独特な細かいタッチのドリブルは自身で考えて毎日のトレーニングで磨き上げたもの。金田氏は鈴木の姿勢を讃えていたが、彼だけでなく、ユース期において必要とされる様々な情報、知識を提供する「アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER」に出場した選手たちが学んだことで少しでも意識を変え、身に着けることが将来の可能性を広げることに繋がっていく。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER特集ページ

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