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W杯予選メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年8月27日 20時43分

 長友もインテルではまだ先発に入り切れていない状況だ。クラブを変えたいと言っているが、まだそれが実現していない。クラブが変わるかどうかも分からない。彼はビッグクラブで有名な選手とプレーしているので、フィジカル的にもトップだし、天性のものもある。彼も経験はたくさんあるので、今回呼んだが、彼も高徳と一緒で(所属クラブで)先発に入ってほしい。それを今度しっかり話したいと思う。

 米倉。新しい選手だが、左サイドバックの候補だ。昨日の夜はプレーしていなかったが、東アジア杯で見せてくれたパフォーマンスによって彼を選んだ。藤春と競争していたが、藤春は今、少し疲れている。太田も競争していたが、ケガをしてしまった。米倉は闘う意識、フィジカル、そして中国の試合では彼が攻撃でかなりのものをもたらしてくれた。得点にも絡んだ。トレーニングでも闘っているところを見た。特にデュエルのところでかなり強かった。

 国内の選手に言っておきたいのは、こういうことが起きるということだ。いい試合をすれば、A代表に入れるというメッセージだ。ここのリストに入り込んだので、彼は合宿に参加する。ガンバでも定期的に試合に出てもらって、代表に定着してほしいと思っている。左利きが欲しいが、なかなか左利きがいないという状況もある。藤春よりも少し彼のほうが今のところ勝っている。太田は残念ながらケガをしている。A代表としての初めての合宿になると思うが、私の口から言いたいメッセージは、米倉のようなことが起きるということ。これからも毎試合、Jリーグは分析するし、良い選手だと思えば、この合宿に呼ぶ。

 次に中盤に行く。長谷部はキャプテンのような存在で、リーダーのような存在でもある。クラブでは右サイドバックをやっているが、中盤をやることもあるし、彼は常にハイレベルなパフォーマンスを保ち続けられる選手。彼のような存在が代表には必要だ。経験もある。彼にはかなり期待している。彼に要求しているのは、時々ミドルシュートを打ちにいきなさいということ。『目をつぶってでもシュートしにいきなさい』と。『そうすれば1点入るかもしれない』という話はしている。彼とはそういう冗談っぽい話もした。本当に素晴らしい選手。我々の合宿では常に丁寧に集中してやってくれる。

 山口は東アジア杯で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。彼もかなりのクオリティーがあるので、もっと伸びると思う。守備のところで中盤のいかなるところにも行ってしまうことがあるが、頑張り屋さんなのでしょうがないところもある。そこは中盤の選手にしっかり指導していきたいと思う。攻撃面では『もっとシュートを打ちにいきなさい』と話している。彼は話を聞いてくれて、東アジア杯では点を取ってくれた。(カンボジア戦は)シンガポール戦のような状況にもなると思うので、25m、30mのシュートが必要になってくる。この合宿でもミドルシュートを強調していきたいと思っている。

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