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W杯予選メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年8月27日 20時43分

 チームのプレーに関しては不満ではない。なぜかというと、チャンスをかなりつくったからだ。質と量に関してかなり良いものがあったと思っている。最後の効果性、最後の冷静さ、シュートのところ。こないだもシンガポール戦を見直したが、実際の試合のときよりもイライラした。タクティクスもいろいろと準備しないといけないし、そのタクティクスに合う選手も用意しないといけない。

 シンガポール戦では4人のFWのような形、原口が5人目のFWのような形になったが、それ以上効果的なことはできなかった。ただ、得点を取らなければならかった。選手とこれからも話し続ける。FKで決まるかもしれないし、PKで決まるかもしれない。それがすべてを変えると思う。もう一度言うが、7試合でPKを一回ももらっていない。そういう発想がないのかもしれない。それを教えていかないといけない。

 私は17歳のときにFWだった。長い年月をかけてプレーした。人生でも多くの点を取った。何度もPKを取った。自分で(PKを)取りに行った。ボールを見る替わりに相手を見て、相手の前に少し入って、押されてPK。それで得点を取った。それで試合に勝たせたことも何度もある。それを全員がやっている。それを日本代表のFWにも教えてあげたい。そういう習慣がないのかもしれないし、そういったことがチームを強くさせるのではないか。ちょっとしたディスカッションが貢献していくのではないかと思う」

(広報が最後の質問者を指名すると)
「私を困らせるような質問をしてもいいんですよ。全然試合にも勝っていないし、批判も受ける。例えば、霜田(正浩)技術委員長がベンチで私の横にいて、批判されたという話も聞いた。ただ、それは私が要求した。技術委員長が監督の横に座る習慣はないかもしれないが、私の中にそういった問題はない。日本に着いたばかりだし、霜田委員長を横に置きたかったのは、選手のことも知っているし、環境のことも知っているからだ。グラウンド上での役割も完璧に理解している。ただ、霜田委員長から私にタクティクスの相談はない。会長にも説明した。日本では何か違うことをすると、それは違うのではないかという話になるが、それが霜田委員長が私の横にいた理由だ。1年目は特にそういう形で横にいてもらいたい。そういったことに関しても私に質問してほしい。私には理由がある。質問してもらえれば、こうやって説明できる」

―この2試合もベンチに入るということか?
霜田委員長「入ります」

―この4試合、結果を出せていないが、ハリルホジッチ監督の評価はしっかりできているのか?
霜田委員長「隣りに座っていようが、上から見ていようが、評価はできています」

(広報が会見を終わらせようとすると、ハリルホジッチ監督から)
「車の話はいいんですか? それがみなさん一番興味があると思いますけど、健康に気を遣っていただいてありがとうございます。何も問題はなかった。ご心配をおかけしました」

(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア2次予選特集

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