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W杯予選メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年8月27日 20時43分

―カンボジアとアフガニスタンの分析はどの程度進んでいるか?
「かなりのものを今、準備している。カンボジアがどのようにプレーしてくるかもすでに知っている。何試合か見た。ブロックをかなり引いてくる。そしてカウンターアタックで我々に何か問題を起こしてくると思う。5人、DFを置いている。トレーニングでも5人のDFを使ってやる準備をしている。その低いブロックをどのように不安定にさせるか。例えば中盤だが、今のところミドルシュートが少ないが、それを頻繁に使おうと。いろんなソリューション(解決策)を準備している。真ん中、サイドから。得点を取るためにだ。

 それから選手に学んでほしいことがある。日本に5か月いるが、A代表として7試合戦った中で、2回、FKがあった。ただ、PKをまだ一回ももらっていない。それを言いたい。(ボールポゼッションで)90%支配したシンガポール戦においても、一回も相手がペナルティーエリアの中でファウルしていない。これはノーマルではない。そのような文化がまだないのかもしれないし、それを教えたい。16mの中でファウルをもらえば、それはPKだよと伝えたい。

 AFCの会議でオーストラリア対UAEの決勝の映像が流れた。オーストラリアが何をしたかというと、ペナルティーエリアの中で5回連続でPKを誘発するようなことをした。それしかやらなかった。5回目で審判が笛を吹いてPKをもらって、それで勝った。ずる賢くやり続けろというわけではない。これはフットボールの中でインテリジェンス(知性)と呼ばれるものだが、特にペナルティーエリアの中で相手からファウルを誘う。時々、こういう試合ではそれが必要になる。得点を取れる可能性が生まれてくる。1点を取ることが難しい試合もある。それはメインではなく、しっかり私たちのプレーをして、しっかりとしたパスからゴールが見たいと思っている。良い試合を見せたいが、相手はディフェンスしかしてこないようなチーム。しっかりカウンターには注意しないといけない」

―選手の特徴はだいぶつかんだと思うが、選手交代のイメージは膨らんでいるのか?
「まず選手にしっかりプレーしてもらわないといけないが、最初に出す選手がより得点が取れる選手だ。日本に来てかなり仕事をしてきた。2、3か月前よりも日本の知識はかなり増えたと思う。若い世代の試合も見ている。しかし、ゴールを取れる選手を見つけるのは簡単な仕事ではない。日本でプレーしている日本の選手はスタッフ全員で見て、分析もした。得点を取れる選手を探し続けている。交代に関して、より良い交代ができるかどうかもまだ分からない。例えば、岡崎を交代させたとする。岡崎の代わりにだれを出すか。そういうことを踏まえれば、簡単な仕事ではない。

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