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日本vsカンボジア 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年9月4日 6時45分

―アフガニスタン戦ではさらに点が取れると思うか?
「いろんな状況にもよるが、まずアフガニスタンについては、彼らもおそらく引いてくると思う。同じような状況になると思うが、勝ちに行くことを要求する。今日も10個か11個のビッグチャンスをつくり出したが、まだ完璧ではない。相手は一回も我々の16m(ペナルティーエリア)の中に入っていない。私が彼らに求める理想はまだ遠い。このチームはまだまだ伸びる。それは確実に言える。どのようなレベルに行くかを言うのはまだ難しいが、伸びるのは確実だ。

 アフガニスタン戦では勝つためにプレーしたい。我々は勝利のスパイラルを続けたい。そうすれば自信が付く。今回はビッグチャンスで少し慌てたり、あるいは悪い選択肢を選んだ場面もあったかもしれない。ゴール前でもう少し冷静さを持ってほしい。香川もあと少しの正確さで点が入った場面があった。ただ、それも改善していくと思う」

―選手がプレッシャーを感じていたのは、4試合勝っていない状況からか?
「シンガポール戦のあと、全員が結果を飲み込めない状況だった。シンガポール戦のあと、2か月待たなくてはいけなかった。この夏はシンガポール戦の引き分けをずっと引きずって生活していた。選手は本当に勝ちたかった。3秒、4秒でボールを奪っていた。自分自身の復讐、やり返しだった。サポーターもシンガポール戦で素晴らしい雰囲気をつくってくれた。つまり絶対に勝たなければならなかった。他の選択はなかった。だから少し慌てたり、不確実性があったのかもしれない。もっと点を取って勝つのは理想だが、今夜はネガティブにはなれない。おめでとうとだけ言いたい」

―W杯で勝つことを目指す中で、予選で守るだけの相手との試合が続くのはストレスか?
「個人的にはストレスは感じていない。本当に勝ちたかった。それだけだ。選手からは勝ちたい気持ちが伝わってきた。準備したのはサイドで三角形をつくったり、オーバーラップしたり、いろんなことがあったが、少し複雑にし過ぎたかもしれない。最後の16m(ペナルティーエリア)のフィニッシュのところでは、相手が引き過ぎていたのでスピードアップできなかった。我々のFW陣が早めに入って、止まった状態になってしまった。岡崎、武藤には『ボールが自分から遠いところにあるときの動きに注意しなさい』と言った。『だます動きをしてスペースをつくれ』とも言った。ただ、2人が同じラインに入ってしまっていた。長谷部と山口にも『マイナスのボールをもらってシュートを狙っていけ』と話した。ただ、真ん中にはものすごい人数がいたので、難しかった。

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