[プレミアリーグWEST]「選手権に向けて、良いモチベーションになる」。東福岡が夏の雪辱狙った履正社に3発快勝
ゲキサカ / 2015年9月13日 19時4分
[9.12 高円宮杯プレミアリーグWEST第14節 履正社高 1-3 東福岡高 履正社茨木G]
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグWESTは12日に第14節1日目を行い、履正社高(大阪)と全国高校総体王者の東福岡高(福岡)が対戦。東福岡が後半に3ゴールを奪い、3-1で勝利した。
東福岡の勝利で終わった8月の全国総体準々決勝では、序盤から白熱した攻防が繰り広げられたが、この日は「お互いにフワフワしていた」(履正社MF林大地)と、序盤は互いにミスが繋ぎ、思ったようにボールが運べず。相手背後へのパスに偏りが見られた履正社が早い時間帯に従来の3トップから2トップに変えて修正を施したのに対し、東福岡は散発的ながらも縦への突破力に秀でたMF橋本和征、MF三宅海斗の両翼に展開することで、打開を図った。
だが、「ヒガシのサッカーが研究されていた。サイドにボールが入ってもSBとSHの2枚で縦を切られていたので、縦に行けなかった」と三宅が振り返ったように、チャンスらしいチャンスは前半13分に三宅の右クロスからゴール前のFW餅山大輝がヘディング弾を見舞った場面くらい。このシュートはGK正面に終わり、橋本がこぼれ球に反応したが、履正社DF大迫暁の懸命なブロックに阻止された。
以降も互いに煮え切らない展開が続く中、試合が動いたのは37分。履正社は中盤で相手ボールを奪ったMF田中駿汰がPAにスルーパスを展開すると、フリーで反応したFW菅原大空がGKを浮き球でかわして、ゴールネットを揺らした。「ラッキーなゴール」(林)で先制し、前半を折り返した履正社だったが、「1点を獲ったことで、皆が落ち着いてしまい、2点目を獲りに行く意欲を失ってしまった」(FW菅原)。
後半の流れは、ハーフタイムに志波芳則総監督から、「前からどんどん走れば何か起きるかもしれない」と喝を入れられた東福岡。運動量で履正社の中盤を上回ることで、高い位置でのボール奪取を可能にすると、パスで相手を左右揺さぶり、好機を作った。後半9分には左のDF小田逸稀から、右の三宅と展開し、中央のMF中村健人に渡る。中村がPA手前からワンタッチで蹴り込んだボールが、ゴール右上に突き刺さり、同点に追いつくと、12分には右サイドを破った三宅がGKを引き寄せ、ゴール前にパスを展開。「サイドが突破したら、逆サイドの選手が入るように普段から意識している」という橋本が中に侵入し、無人のゴールに押し込んだ。
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