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[プリンスリーグ東北]柳原2ゴールで聖和学園に完勝!尚志がプリンス東北初優勝決める

ゲキサカ / 2015年9月20日 6時8分

 我慢強く1-0のまま試合を進めた尚志は後半40分、待望の追加点を得た。右サイドでボールを受けた柳原がゴール前へカットイン。そのままゴールを決めて2点目。「ボールをもらった時から自分が行ってやろうと思った。相手を一人かわせたのであとは思い切り打つだけだった」と試合を決定づけるゴールを振り返った。

 最後まで粘り強く聖和学園のドリブル攻撃を封じ込めた尚志が2-0で勝利し、最終節を待たずに初優勝を決めた。

 前節、リーグ残留争い中の山形ユースに敗れる波乱があったが、仲村監督は「前節、山形ユースに負けたが、『一喜一憂するな』と言ってきた。毎週毎週自分たちがやってきた練習は嘘をつかないので、山形戦で結果が出なくても今週一生懸命やって『最終節の仙台ユース戦で決戦だ』、と言ってきたが、(仙台ユースが敗れ)今日たまたま優勝が決まった」と、うまく切り替えたができたことを勝因に挙げた。

 現在大会得点ランキング首位のFW小野寬之(3年)は今日はゴールこそ無かったが、「自分で点を取ることもそうだが、チームのためにアシストも狙って、チームが勝つためのプレーを心掛けたい」とフォアザチームの精神を前面に押し出した。昨年最終節で聖和学園に敗れ、仙台ユースに逆転されて優勝を逃した悔しさを知るメンバーも多い今年のチーム。全員がチームのために戦い、勝ち取った初の栄冠に喜びはひとしおだった。

 12月11、13日に行われるプレミアリーグ参入戦に勝利すれば5年ぶりのプレミアリーグ復帰となる。「プレミアリーグに初年度出させてもらったが、Jやオリンピックで活躍した選手と戦えた。その舞台にもう一度戻れれば幸せ(仲村監督)」「絶対にプレミアに行けるように練習から頑張りたい」(柳原)、「昨年は参入戦行けずに終わったので、挑戦者の気持ちを持って絶対勝って次の代をプレミアに上げたい」(小野)と監督、選手共にプレミア復帰に向けての意気込みは強い。参入戦突破を期待したい。

 一方、敗れた聖和学園の丹野は「どこのチームもブロックを作ってくると思うので、どこの相手でも崩せるドリブルをして、シュートを増やせれば点を取れる。選手権までに修正したい」と既に意識は選手権宮城県大会へと向いていた。自陣でブロックを作る相手との対戦が続くだけに、今日の試合を良い教訓として選手権に臨みたい。
  
(取材・文 小林健志)▼関連リンク
【特設】2015 プリンスリーグ東北

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