[プリンスリーグ東北]柳原2ゴールで聖和学園に完勝!尚志がプリンス東北初優勝決める
ゲキサカ / 2015年9月20日 6時8分
[9.19 高円宮杯プリンスリーグ東北第17節 聖和学園高 0-2 尚志高 泉パークタウン スポーツガーデン サッカー場]
19日、「高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プリンスリーグ東北」第17節が行われ、前節まで勝ち点40の首位・尚志高(福島)と、勝ち点36で3位の聖和学園高(宮城)が泉パークタウンベガルタ仙台練習場で対戦した。
ちょうどこの試合の前に同会場で勝ち点38で2位・ベガルタ仙台ユースが敗れ、今節勝てば優勝することが決まった尚志。「出た結果は俺が全部責任取る。行ってこい!」と強い口調で尚志・仲村浩二監督は選手たちを送り出した。
試合はすぐに動いた。4分、DF茂原巧朗(3年)のクロスがファーサイドのMF柳原隆二(3年)のところに流れてきて、柳原のふわりとしたヘディングシュートがゴールに吸い込まれ、尚志が先制した。
「あれで楽になった。技術で聖和さんに勝てる高校はないと僕は思っているので、最後の最後やられないでボールを奪えれば、うちにもチャンスが来ると思った」と仲村監督が語る通り、無理して攻めなくても良くなった尚志は、自陣でブロックを組んでカウンター攻撃という戦い方を徹底した。聖和学園は自慢のドリブル突破を生かした攻撃で相手陣内に攻め入ったが、ブロックを固めてスペースを消す尚志の守備陣をなかなか崩すことができず、前半は1-0と尚志リードで終えた。
後半は聖和学園主将のDF丹野裕太(3年)が「前半尚志はブロックを作って持ち味を活かせなかった。後半はサイドにボールを出して中が空いたところをドリブルで入って、ヒールなどで関わりを作った」と語る通り、聖和学園もチャンスを作ったが、尚志はDF井出隼人(3年)、DF林純(3年)のCBコンビが粘り強く守った。尚志は8月以降、レギュラーのCBで主将のDF茂木星也(3年)、DF渡邊康平(3年)がいずれも負傷欠場。井出と林が先発出場するようになったが、「ケガ人やメンバー外の人のために戦った」と井出は必死の守りを見せた。
井出と林の活躍について仲村監督も「これがうちのチームの特長。下のチームも全員しっかりやっている。F1(福島県リーグ1部)リーグのセカンドチームもF2リーグのサードチームも優勝して、うちが優勝してプレミアに上がれれば、プリンスやF1と上のカテゴリに上がれるのでそれを目標にやっていた。下のカテゴリで活躍すればすぐに上に入れるようなチームづくりをしていたので、ケガ人が出た時も活躍できる」と層の厚さを誇った。
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