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[プレミアリーグEAST]セットプレー2発で逆転!選手層の厚み増した市立船橋が流経大柏とのライバル対決制す!

ゲキサカ / 2015年9月22日 11時47分

 これに対して市立船橋は前半終了間際から高、後半開始から椎橋、そして7分から工藤を立て続けに投入。椎橋は「前半は相手もハイプレッシャーで来るのは分かっていたので前線とか走る選手を起用していて、それもあって自分が出た後半は相手は前から来ていたんですけど、(運動量が落ちている分)外せるところもあって、そこは自分とか、高とか、工藤という途中から入る選手がスペースをついて行こうと言っていた」。テクニカルな選手たちの投入によって攻撃テンポも上がった市立船橋は徐々に椎橋や工藤が試合を支配し始める。だが、負けられない流経大柏もCB本村武揚とCB黒澤丈中心に簡単には攻略をさせない。それでも、サイド攻撃からのチャンスを活かせなかった流経大柏は次の1点を奪われてしまう。

 市立船橋は後半21分、左CKを獲得すると、工藤がニアサイドへスピードのあるボールを入れる。これをニアサイドの原が頭で巧みに流すと、わずかにコースの変わったボールに反応できなかった流経大柏DFに当たってボールはゴールへ吸い込まれた。本村が「失点したら自分たちはどんどん落ちていくので、声もなくなってしまう。失点しなければ元気なんですけど、失点したらがくっと。まだ同点なんでいけるぞという声がきょうはなかった」という流経大柏はここで奮起することができない。今季続いてしまっている失点で気落ちしてしまう悪癖が出てしまった流経大柏に対して市立船橋は畳み掛ける。

 26分、FW矢村健が強引な仕掛けで右CKを獲得。すると、再び工藤が入れた右足でのCKから中央の白井が勝ち越しヘッドを突き刺した。流経大柏の本田裕一郎監督が「とにかくキッカーがいい。いいボールを蹴る」と絶賛した工藤の右足キックが市立船橋に2点をもたらした。

 勝ち越された流経大柏は「ビハインドの時にやってみようと考えていた」(本田監督)という身体能力の高い本村と黒澤のCB2人を前線へ配置するスクランブル。10分以上を残した状況からパワープレーに出て同点を目指す。36分には1年生MF菊地泰智の左クロスに黒澤が飛び込むが、わずかに合わず。その後も本村が前線で制空権を握るが、決定機を作り出すまでには至らない。逆に背後を取られてピンチの連続。ボランチから右MFへ移行してチームのバランスを高めていた古屋誠志郎の決定的なシュートをGK高井悠貴がビッグセーブで阻止するなど意地も見せたが、追いつくことはできなかった。

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