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[プレミアリーグEAST]前期はセットから2発、今回はセットから2アシスト、市立船橋MF工藤の右足が流経大柏の脅威に

ゲキサカ / 2015年9月22日 13時37分

[プレミアリーグEAST]前期はセットから2発、今回はセットから2アシスト、市立船橋MF工藤の右足が流経大柏の脅威に

[9.19 高円宮杯プレミアリーグEAST第15節 流通経済大柏高 1-2 市立船橋高 流通経済大柏高G]

 直接FKとPKによる2得点で流通経済大柏高を沈めたプレミアリーグEAST前期の対戦に続き、今回もセットプレーから2アシスト。その市立船橋高MF工藤友暉はその高精度キックによって勝利の立て役者となった。

 後半7分に投入された工藤は0-1の後半21分、左CKからスピードのあるボールをニアサイドに合わせてMF原輝綺のゴールをアシスト。さらに26分には右CKから「3週間前くらいから中の人が合わせにくそうだったので、ちょっと高さ出してヘッドしやすいボールにしようかなとちょっと変えてみた」というボールをCB白井達也の頭に合わせて勝ち越しゴールをもたらした。流経大柏の本田裕一郎監督にも「いいボールを蹴る」と言わしめた精度とタイミング、ボールの変化で生み出す差。2本のCKで白星を引き寄せたMFは、流れの中でもボールが入ると違いを示すようなキープ力で存在感を放っていた。

 名門・市立船橋でも近年最高級と言えるほどのプレースキッカー。小学校3年生の時からすべてセットプレーを担当してきたという工藤は、東福岡高との全国高校総体決勝でも後半アディショナルタイムに同点の直接FKを決めるなど、大舞台でも対戦相手の脅威となっている。「プレースキックだけでなくても、ミドルシュートの練習をしていれば、同じ角度からでも蹴り込んでいれば上手くなる」と磨いてきたキックは今後も名門に白星をもたらしそうだ。

 10月から始まる選手権予選へ向けては「選手権もまた流経とやる可能性が高いですけど、戦術とか、スキルとか問題ではなく気持ちの戦いになると思う。そこは自分の足りないところなので高めていきたい」。先発でも、後半からの出場でも結果を出すことのできる貴重な存在。ボールがない位置での動き、パワーに欠ける点などまだ課題もあるが、突き詰めて勝利に繋がるプレーをする。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2015プレミアリーグEAST

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