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[国体少年男子]「断然多い」強化活動で磨かれたチーム力と歌って上げるテンション、兵庫県が石川県に逆転勝ち!!

ゲキサカ / 2015年9月30日 4時0分

 兵庫は県選抜チームのOB・日本代表FW岡崎慎司にもアドバイスをもらったという3月のドイツ・オーストリア遠征からここまで60回近く強化活動。小森康宏監督(滝川高)が「いろいろなチームにお願いして、迷惑かけながら、やりくりしながらやったんですけど。(活動回数は)断然多いんじゃないと」という「本気の」強化活動の中で約60人の選手を招集してチームをつくってきた。加えてこのチームのモチベーションの高さは特別だ。試合会場ではウォーミングアップ前から非常にテンションが高く、異彩を放っている。「(移動)バスの中でみんな全員でずっと歌うんですよ、30分間ずっと。テンションマックスでバス降りてアップしている。(兵庫は例年試合直前に歌を歌っているが)今年は昨年よりも元気よく歌う。それでスイッチ入れるみたいなところがある」(上出)。この日、「ベスト4がけってどんな大会でも熾烈」という小森監督から「決勝戦のつもりでやれ」とメッセージを受けていたチームは先制点を奪われても攻め続けて準決勝への切符を勝ち取った。。

 国体では3位決定戦も開催されるため、準決勝へ進出したことでチームはあと2試合戦うことができる。それでも、上出は「2試合できると思うんじゃなくて、あした絶対に決勝に行くって気持ちでやりたい。みんな『日本一取る』とずっと言っているし、『日本一取るチーム』とずっと言われているし、『日本一取るぞ』と監督も言っているので、その期待に応えられるようにしたい」と意気込んだ。指揮官が「決定機をなかなかつくり切れていない。サポートの質を上げていかないといけない」と語ったように課題はまだあるが、どこよりもチームづくりに時間をかけ、ムードも非常にいい兵庫が一発勝負で再び力を発揮して決勝進出を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」特集ページ 

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