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[選手権予選]桐光学園が小川の決勝弾で延長戦制し、桐蔭学園を撃破:神奈川

ゲキサカ / 2015年10月25日 8時52分

[選手権予選]桐光学園が小川の決勝弾で延長戦制し、桐蔭学園を撃破:神奈川

[10.24 全国高校選手権神奈川県予選準々決勝 桐光学園高 1-0(延長)桐蔭学園高 日大藤沢高G]

 第94回全国高校サッカー選手権大会の神奈川県予選は24日、2次(最終)予選の準々決勝を行い、高校総体予選優勝の桐光学園高は、延長戦の末に1-0で桐蔭学園高を下してベスト4進出を決めた。

 決勝点を決めたのは、U-18日本代表のFW小川航基。延長後半にヘディングシュートを突き刺した。勝った桐光学園の鈴木勝大監督は「前半は悪い状況ではなかったが、いつか入るだろうという甘さがあったかもしれない。厄介な強風もあって、1本のパスでピンチになるところもあり、リスクを管理しながら攻めるのは難しかったが、弱気になってしまうとペースを奪われる。今年のテーマは、強気・破壊・奪回。強気の部分はもう少し出してほしかった。あと2つだけど、一戦必勝。毎回、決勝のつもりで戦えと言っている。(高校総体予選では勝ったが、選手権予選の)ディフェンディングチャンピオンは日大藤沢さんなので、(神奈川の覇権)奪回というテーマを促しながらチャレンジしていきたい」と今後に向けた意気込みを話した。

 8強シードの桐光学園は、この試合が初戦だった。前半は風下だったが、小川を起点に敵陣へ攻め込み、圧倒的に押し込んだ。17分に小川、右MFイサカ・ゼイン、そしてもう一度小川と連係を見せたかと思えば、21分には小川のキープからラストパスを受けた左MF西川公基がシュート。36分には自陣からのロングフィードをイサカがヘディングで合わせ、追い風に乗ったシュートでゴールを襲う場面も見られた。しかし、桐蔭学園は自陣で粘り強い守備を見せて対抗。特に中盤の球際への執着心やプレスバックが効いていた。前半終了間際には、1本のパスで抜け出した2年生FW鶴田隆人に決定機が訪れるなど、耐えしのぎながら1チャンスを狙う強かな試合運びを見せた。

 後半も優勢だったのは、桐光学園だった。4分に左サイドを崩してトップ下の鳥海芳樹がシュート。GKに阻まれて左CKになると、右DF佐藤海徳のクロスに左DF鈴木大我が頭から飛び込んだが、わずかに合わなかった。後半8分にはイサカとの連係で抜け出した小川が鋭いシュートを放ったが、桐蔭学園の2年生守護神・早川友基が好守。押しながらも1点が遠い展開が続いた。逆に、猛攻をしのいだ桐蔭学園は積極的な選手交代で運動量を維持しながら反撃に出た。後半20分過ぎからは連続CKなどで攻め込む場面が増え始めた、後半23分、攻撃の中心として活躍を見せていたMF中村陸八が蹴った左CKは、風の影響で絶妙な曲線を描いてクロスバーを直撃。後半37分には途中出場のMF馬場啓輔がミドルシュートを放つなど、試合を完全に互角の状態に持ち込んだ。

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