大荒れの大一番…広島快勝も第2S優勝はお預け、G大阪は年間4位転落
ゲキサカ / 2015年11月7日 22時46分
[11.7 J1第2S第16節 G大阪0-2広島 万博]
サンフレッチェ広島は敵地でガンバ大阪に2-0で勝利した。終盤の大一番を制した広島だが、第2ステージで勝ち点3差の鹿島も勝利したため、第2Sの優勝はお預けとなった。敗れたG大阪は年間順位でチャンピオンシップ圏外の4位に後退した。
第2ステージは今節を含め、残り2節となった。チャンピオンシップ出場圏内の年間3位以内を目指すG大阪と、第2ステージの優勝が決まる可能性があり、年間一位の広島の対戦とあって、チケットは前売りで完売。運命のキックオフは14時、J1全9試合が同時刻に開始された。
2週間ぶりの再開となるリーグ戦だが、G大阪はナビスコ杯決勝を消化した。しかし鹿島に0-3で大敗。ACLとの続けざまの逸冠となったが、引きずるわけにはいかない。G大阪はナビスコ杯からDF西野貴治に代えてDF岩下敬輔、MF阿部浩之に代えてMF井手口陽介と、先発メンバー2枚を変えて臨んだ。
対する広島は休養十分。勝てば鹿島が横浜FMと引き分け以下、引き分けても鹿島が敗れれば、第2ステージの優勝が決まる一戦。10月24日の甲府戦から先発メンバー変更なしで大一番に臨んだ。
固い前半になった。序盤、ややボールを持ったのはG大阪だった。前半15分には左サイドからのパスをスルーして裏に抜けたFW宇佐美貴史が決定機。しかし右足で狙ったシュートはコースも甘くGK林卓人にセーブされてしまった。
広島はJ1最多得点記録更新の期待がかかるFW佐藤寿人にボールを集めて先制点を狙う。しかし前半21分の右サイドから出たボールを押し込むが上手くミートせず。同29分には青山が中盤から早いクロスを入れて佐藤を狙うが、クロスはわずかに合わず、頭上を越えて流れていった。
前半33分、“事件”が起こる。G大阪DF井手口陽介とのハイボールの競り合いに、アフター気味に入った寿人に対し、イエローカードが提示される。佐藤がイエローカードを受けたのは、2009年10月25日、J1第30節の川崎F戦の後半36分に受けて以来で実に6年ぶり。これまでフェアプレー個人賞を3度受賞している佐藤への警告に、スタンドもどよめいた。
前半をスコアレスで折り返した両チーム。リズムよく後半を立ち上がったのは広島だった。開始30秒、MFミキッチのクロスが左サイドに流れると、MF清水航平が左足でゴールを狙う。枠外に外れたが、勢いよくG大阪ゴールに迫る。すると後半10分、ゴール前に勢いよく侵入したFWドウグラスが岩下に倒され、ゴール前でFKを獲得。ドウグラスが左足で直接突き刺し、試合を動かした。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
G大阪FW坂本一彩が2発含む全3得点演出 名古屋に競り勝ち優勝の可能性残す
スポニチアネックス / 2024年10月23日 21時0分
-
鬼木監督退任決定の川崎Fは小林悠が意地の同点ゴール、G大阪と痛み分けドロー
ゲキサカ / 2024年10月18日 21時0分
-
後半ATにキャプテン宇佐美貴史が劇的2ゴール!! G大阪が札幌に逆転勝ちで10戦ぶり白星
ゲキサカ / 2024年10月5日 19時42分
-
MF樋口雄太が2G1A! 鹿島は新潟に4発完勝で7試合ぶり白星
ゲキサカ / 2024年10月5日 16時0分
-
キャプテン森田がJ1初弾となる後半AT弾! 東京Vは劇的ドロー、G大阪は8試合ぶり勝利が目前で遠のく
ゲキサカ / 2024年9月28日 18時59分
ランキング
-
1平野美宇→伊藤美誠→張本美和を全員撃破、日本卓球界に現れた20歳新鋭に衝撃「こりゃ本物だ」
THE ANSWER / 2024年10月28日 12時3分
-
2日本シリーズ 第3戦予告先発はソフトバンク・スチュワート、DeNAは左大腿裏肉離れから復帰の東克樹
スポニチアネックス / 2024年10月28日 15時43分
-
3大谷翔平があす出場見通し、ロバーツ監督「状態いい」…ベンチに「17」のヘルメット
読売新聞 / 2024年10月28日 7時45分
-
4DeNA戸柱のリードがソフトバンクに通じない…逆襲へあるぞ強行出場、リハビリ中の山本を緊急召集 「巨人と全くレベル異なる」
zakzak by夕刊フジ / 2024年10月28日 13時54分
-
5大谷翔平がヤンキースタジアム到着 WS第3戦出場へ打撃練習で状態確認 ロバーツ監督「興奮している」
スポニチアネックス / 2024年10月28日 9時4分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください