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[Jユースカップ]「自分たちならできるんだ。やれるんだ」高い意識と強い気持ち維持して戦う浦和ユースがファイナルへ

ゲキサカ / 2015年11月9日 13時17分

 だが、「1点目も2点目も、もったいない失点だった」と山崎監督を嘆かせるワンシーンがその5分後にめぐってくる。31分、右CK。影森のキックから長身DF小木曽佑太にヘディングシュートを決められて万事休す。攻勢に出た直後にセットプレーから決められるという痛恨の流れになっても大分はゴールを目指す姿勢を見せたが、体を張って守る浦和守備陣の壁は最後まで崩れなかった。

 敗れた大分の山崎監督は「もう一個、経験をさせてあげたかった」と悔恨を見せつつも、「僕は楽しかったですよ」と笑って振り返る。「御殿場、カシマ、そしてここと東日本のアウェイ3連戦。でもそれを言い訳にすることなく、最後までハードワークしてくれた」と奮戦した選手たちを称えた。そのうえで「プレミアリーグ残り3節。難しい状況だけれど、難しいからこそ、人としての真価が問われると思っています」と、22日に再開となるリーグ戦へ気持ちを向けていた。

 勝った浦和の大槻監督は「ついていただけですよ」と強調。それも「謙虚さをなくしたら終わり」という感覚があるからこそ。「メンタルが日替わりになってしまう」と指揮官を嘆かせてきたチームだが、この大会では勝ち残りながら高い意識と強い気持ちを維持してきて、それが結果にもつながってきた。川上も「絶対に結果を残したいし、優勝したい。そのためには次の1週間をどう過ごすか大事になる」と語気を強めた。残すは、あと1戦。ここでゆるむチームではないはずだ。

(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
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