[プリンスリーグ関東]磐田内定FW小川「置き土産にしたい」プレミア復帰狙う桐光学園が首位・東京Vユース撃破!
ゲキサカ / 2015年11月23日 13時54分
[11.22 高円宮杯プリンスリーグ関東第16節 桐光学園高 3-1 東京Vユース 保土ヶ谷]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プリンスリーグ関東は22日、第16節2日目の4試合を行い、3位タイの桐光学園高(神奈川)対首位・東京ヴェルディユース(東京)戦は桐光学園が3-1で勝利。首位を撃破し、プレミアリーグ参入戦出場圏内の3位を守った。
3枠あるプレミアリーグ参入戦出場権を懸けた争いは、混戦の度合いを増して残り2節を迎えることになった。桐光学園が勝ち点6差の東京Vから白星奪取。これで首位・東京Vから6位・山梨学院高(山梨)までが勝ち点5差の中にひしめく混戦状態となった。首位との勝ち点差を3とした桐光学園は、プレミアリーグ参入戦進出に加え、逆転優勝も見えてきた。
立ち上がりに押し込んだのは、U-17日本代表MF渡辺皓太(2年)を出場停止で欠く東京Vだった。意識の高まったという守備がハマり、相手にパスの逃げ道をつくらせない。1タッチのパス交換やロングボールを交えながら前へ進もうとする桐光学園から高い位置でボールを奪うと、非常に幅広い動きで攻撃に絡むトップチーム昇格内定MF井上潮音(3年)やMF大久保智明(2年)がドリブル、コンビネーションからゴール前へ入っていく。14分には井上がMF佐藤瑠己安(3年)とのワンツーから右足シュート。自陣でプレーする時間の長くなった桐光学園はU-18日本代表FW小川航基主将(3年、ジュビロ磐田内定)がボールに触れる回数も少なく、相手ゴール前までボールを運ぶことができなかった。
それでも25分、桐光学園は注目の左SBタビナス・ジェファーソン(2年)の仕掛けで左CKを獲得。右SB佐藤海徳(3年)のキックをニアサイドのCB安部崇士(3年)が頭で合わせると、クロスバーを叩いたボールをファーサイドのMFイサカ・ゼイン(3年)が押し込んで先制点を奪う。このゴールでより自信をもって前に出ることができるようになった桐光学園に対し、一方の東京Vはそれをいなすことができず。藤吉信次監督は「1タッチ、2タッチで逆取りながら剥がせていたら相手も来れなくなったと思う。相手以上の思考の速さというか、次のことを考える速さを求めていかないといけないし、できる選手たちだと思う」。相手のテンポの悪い攻撃を引っ掛けた桐光学園はショートカウンターでシュート、ラストパスのチャンスをつくり出した。
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