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来季争奪戦必至、「日本のサッカーを変える」とJスカウト陣注目の大器!! 国士舘大FW松本孝平

ゲキサカ / 2015年12月10日 21時20分

「人生の半分以上はサッカーをやってきたので。大学に入ったときの目標(消防官)よりも、今はそっち(サッカー)の方が大きいですね」。見えてくる景色が変わると、消防官からJリーガーへ夢も形を変えた。

 186cm・86kgのサイズがありながらも、スピードあるストライカーを巡っては、既に複数のJクラブが興味を示しており、4年生となる来季は争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。複数のJクラブスカウトは「荒削りな部分がまだ多い」と指摘しつつも「楽しみな選手」と口を揃える。「あの身体であのスピード。順調に成長すれば、日本のサッカーを変えてくれる選手。日本の宝となり得る選手」とまで称えるチームもいる。「間違いなく争奪戦になる」と早くも各クラブが戦々恐々だ。

 松本山雅FCの江原俊行スカウトは「名前が名前だけにぜひ来て欲しい」と冗談を交えつつ、「山雅のスタイルに合う選手」と早くも“ラブコール”を送る。現時点では、湘南ベルマーレへ練習参加したのみだが、松本は「みんなとってもやさしくて、楽しかった」と振り返った。また、リオ五輪を目指すU-22日本代表チームのスタッフも松本のプレーを注視しているという。

 無名の存在から、一躍“大学サッカーの顔”まで登りつめる勢いの松本。しかし、国士舘大の細田監督は「まだまだ甘いですよ」と手綱を締める。「あのサイズで動ける選手はなかなかいませんけど、まだまだ。ここからJクラブの練習参加などで刺激を受けて成長していければ。あくまでもおごらないように」と話すとおりだ。

 指揮官の心配も他所に、松本自身は冷静で浮き足立つ様子はない。「周りにプロになった知り合いがいなくて、よくわからなくて」と戸惑いをみせるFWは「自分はまだまだまだまだ。全然です」と恐縮しきり。「自分は目立つプレーで点を取ったり、一人で点を取ったりはできない。有名なクラブでやってきたわけではないので、雑草魂を忘れないでやっていきたい」と表情を引き締めた。

(取材・文 片岡涼)●第64回全日本大学選手権特集

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