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[プレミアリーグ参入戦]延長後半に劇的ゴール!神戸弘陵が磐田U-18下し、プレミア初昇格!

ゲキサカ / 2015年12月14日 8時58分

[12.13 高円宮杯プレミアリーグ参入戦2回戦 磐田U-18 1-2 神戸弘陵高 Eスタ]

 高校年代最高峰のリーグへの参入を争う「高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグ参入戦」の2回戦が13日に行われ、プリンスリーグ東海2位のジュビロ磐田U-18 (静岡)とプリンスリーグ関西王者の神戸弘陵高(兵庫)が対戦した。両者1点ずつ奪い、延長戦までもつれた一戦は延長後半4分にMF下山祥志が決勝点をマークし、神戸弘陵が2-1で勝利。プレミアリーグ初参入を決めた。

「苦しい試合になることは分かっていた」。神戸弘陵のFW土井智之がそう口にしたように、開始から一進一退の攻防が続く。最初にチャンスを迎えたのは磐田。前半10分に下がってボールを受けたFW山下諒也がドリブルでPAまで持ち込み左足シュートを狙ったが、GK鈴木悠太に阻まれCKに。19分には神戸弘陵が「僕らのストロングポイントは2トップ。そこは全国のチームには負けない」と胸を張る土井とFW入谷子龍のコンビネーションでゴールを狙ったが、枠を捕らえることができない。

 均衡した展開が続く中、試合が動いたのは28分。ゴール前に上げた左CKは一度、相手DFにクリアされたものの、MF下山祥志が高い位置で奪い返し、素早くゴール前にスルーパス。CKの流れでゴール前に残っていたDF松岡耕生がダイレクトで相手DFの間に通すと、最後はDF山口翔也が落ち着いてGKとの1対1を流し込み、神戸弘陵が先手を奪った。

 1点リードで迎えた後半からは、「代表経験者が多いチームなので、引いて守ってカウンターというチームが多くなる。でも、うちは前からガンガン、プレスをかけていこうと思っていた。ただ、最初に先制点を獲れたことで、気持ちが守備に入ってしまった」(谷純一監督)との言葉通り、消極的になった隙を突かれ、磐田の攻撃を受ける回数が増加。後半開始と共にMF伊藤洋輝にロングボールで左サイドを突かれると、MF興津利弥の下へ。そのままカットインを許し、山下、FW立川嶺と繋がれPAまで持ち込まれたが、山口が身体を張って、シュートを打たせない。

 その後も落ち着いた対応で、同点を許さずに時計の針を進めたが、後半17分には右サイドを崩されると、ゴール前に転がったボールを山下に決められ、試合は振り出しとなった。神戸弘陵は19分にも再び右サイドを破られ、磐田DF森下龍矢がシュート。軌道は枠から逸れたものの、ゴール前に磐田の選手3人が飛び込むなど肝を冷やすシーンが続く。ただ、土井が「今年のチームは苦しい場面でも負ける気がしない」と自信を覗かせたように、このまま引き下がらないのが今年の神戸弘陵らしさ。失点してからは交代枠をフルに使って、流れを取り戻すと、43分には右サイドでボールを持った入谷から、DF多田勇慈郎がゴール前にクロス。反対サイドのMF野中歩真が合わせたが、GKに弾かれ、1対1のまま、前後半の90分を終えた。

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