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「アジアでは絶対に負けたくない」…五輪最終予選に闘志燃やすU-22代表FW久保

ゲキサカ / 2015年12月28日 11時0分

――アジアを突破することの難しさを、どんなところに感じていますか?
「例えば、イランと韓国では全く違うサッカーをしますよね。その難しさもあるし、対戦する相手にもよると思うんですけど、日本が相手となれば、どの国も気持ちが入る。だから、甘い相手は一つもない。そう感じています」

――日本と対戦する際には、相手のギアが一段階アップする感覚がありますか。
「ありますね。だから、僕たちも、一段階アップした相手のギアを、さらに上回るギアで戦わないといけない。そうじゃないと勝てない。チームとしてまとまりながら、そういう状態に持っていくことができなければ、簡単には勝てないと思います。そこが大事だし、難しいところですね」

――今、チームの一員としてやらなければならないと感じていることは?
「まずは、選手としての僕の特長を、少しでも早くチームメイトに理解してもらうこと。僕自身はチームに参加している回数も少ないので、チームとしてまとまるためにも早く互いを理解しなくちゃいけない。でも、心配はしていません。“対日本人”であることを考えれば、一緒にプレーしたり、話し合うことでどんどん距離を縮めることができるので、問題はないと思います。プレーや戦術の面でも、気持ちの面でも、チームが一つになる。それができれば、必ず予選を突破できるはずです」

――なかなかチームに合流できないことで、「互いを理解する」ということに対する不安を覚えることはありませんか?
「そこはもう、仕方のないことなので、限られた時間でどこまで詰められるかの勝負だと思います。例えば(MF原川)力とか、京都時代のチームメイトに『どんな感じ?』と聞くんですけどね……。アイツら、俺の質問にちゃんと答えてくれないんですよ(笑)。とにかく、チームに合流したら、自分がやりやすい環境を作れるように頑張りたい。ポジションはどこでもいいんです」

――アジア予選、最後に勝敗を分けるのは?
「チームとしてまとまった上で、最後は、やっぱり個の部分。舞台とか相手に関係なく、フィニッシュの部分では個の力で打開しないといけないと思います」

――まさにその部分は、海外でのプレー経験で鍛えられたと実感しているのでは?
「向こうでは、特にチーム内のポジション争いが激しくて、試合前の練習でも平気で削りにきます。相手チームとの試合よりも、チーム内のミニゲームのほうが厳しいと感じるくらい。そういうメンタリティーは本当にすごいと思いますし、僕自身も体で覚えてきている気がします」

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